市では、水都大垣を象徴する清らかで豊かな水をPRするとともに、まちなかに「湧水・自噴水」を活用した潤い・賑わいのある都市空間をつくるため、地元の方などの協力を得て、郭町2丁目において自噴井を中心とした広場の整備を行い、平成15年12月24日に「名水 大手いこ井の泉」がオープンしました。



大垣市郭町2丁目11番地
約100平方メートル

広場は、安定して水が自噴するように、周りの地盤から1.5m掘り下げ平場を設け、その中央に、昔は多くの家で見られた井戸舟を御影石で再現しました。また、市内のいたる所でよく見られたガマからのきれいな流れのある水路をイメージし、地面から湧き出る水による石組のせせらぎを設け、ハリヨの棲める構造とするなど水都大垣らしい空間を創出しました。
さらに、揖斐石や県内産の間伐材などの地域性のある自然素材を多用し、苔やヤマモミジ、ナンテンやイブキジャコウソウ、ユキノシタ等の草木や薬草を植栽するなど、経年変化による味わいを楽しめる、和風の落ち着きのあるなじみ深い空間を演出しています。
その一方で、スロープを設けたり、部分的なステンレスの使用や建物境界部分の間伐材ウォールにより、バリアフリー化と広場周りの近代的な景観との融合を図っています。また、間伐材ウォールは、展示物の貼り付けなどにも活用できるような構造になっています。
広場内に出ている水は、全て自噴水です。ぜひ一度お越しください。

広場の名称については、広く市民の皆様に愛着・親しみを持っていただけるようにと、市広報・インターネット等を通じて平成15年12月1日~15日の期間で一般公募を行い、総数320件の応募がありました。 その中から、「(仮称)まちなか自噴井広場」運営準備委員会による一次選考により3件が選ばれ、さらに、12月23日に市民と準備委員会による投票が行われて決定いたしました。
一般公募の中から選ばれた作品、椿井愛美さん(18)の「いこ井の泉」と、広場近くにあった大垣城大手門にちなんだ「大手」という言葉を合わせて、「大手いこ井の泉」と命名されました。
また、この自噴井が市民が誇れるように、末永く親しまれるようにとの願いから「名水」という言葉が付けられました。