私たちの日常生活や生産活動の基盤となる土地は、私たち共通の限られた資源です。
合併により広大な市域となった土地を十分に活用していくためには、自然環境や歴史的風土の保全について適切な規制・誘導に努めることが大切です。
また、それぞれの地域の特性を生かし、市民生活の安全性、快適性、機能性の向上や社会経済情勢の変動などに十分配慮するとともに、適正かつ効率的な利用を進める必要があります。
この計画では、新市まちづくり計画における新市の都市構造を継承し、土地利用の方針を定めます。
1 都市的土地利用
- 産業誘導ゾーン
名神高速道路大垣インターチェンジ周辺地域、ソフトピアジャパン周辺地域、東海環状自動車道大垣西インターチェンジ周辺地域、上石津地域などを21世紀型の高度な先端産業、研究開発機能、教育研修機能、物流機能などが集積する産業誘導ゾーンと位置づけ、周辺の環境と調和した地域として整備を進めます。
- 商業業務誘導ゾーン
国道21号及び258号、主要地方道大垣一宮線及び岐阜垂井線などは、道路整備や沿道整備とともに、地域産業の発展、地域住民の生活向上を支える沿道商業・サービス業などの誘導を図ります。
- 都心再生ゾーン
本市の中心市街地については、土地の高度・有効活用を図るとともに、西濃圏域の中核的機能を担う都市にふさわしい風格と高次都市機能を備えた都心として再生します。
- 都心居住ゾーン
既成市街地や市街化区域については、住宅などが密集した市街地の安全性の強化、生活道路や下水道、公園などの都市基盤の整備、教育・福祉・文化施設などの環境が整った市街地の形成を図ります。
2 自然的土地利用
- 森林保全・活用ゾーン
本市の南西部に広がる自然豊かな山林地域については、森林が持つ多面的な役割を大切にし、森林の保全や治山・治水対策の強化、自然公園の整備を進めるとともに、優れた自然資源や貴重な自然環境を生かした新たな観光・レクリエーション拠点を整備し、市民の交流の場や自然とふれあう憩いの散策空間としての活用を図ります。
- 水辺のレクリエーションゾーン
揖斐川、長良川、牧田川、杭瀬川、犀川などの各河川の水辺については、河川敷を活用したスポーツ広場や親水公園などの整備・充実を図るとともに、人と自然とのふれあいの場を創出します。
- 田園居住ゾーン
市街化調整区域などについては、農業の振興を図るため、農地の保全・再整備を進めるとともに、良好な農山村景観の保全・再生、集落の生活環境の整備、小河川等の水辺の環境整備などを進めます。
〔都市構造のイメージ〕