
△分別回収される資源ごみ △買い物はマイバッグで △大量のもえるごみが集まってくる市クリーンセンターのごみピット
私たちが毎日の生活の中で出す「ごみ」。この「ごみ」が、地球環境に大きな影響を与え、問題となっています。
ごみを焼却すると二酸化炭素が排出され、地球温暖化が進みます。水質汚濁や土壌汚染もごみに関する問題です。市でも、最終処分場の確保などの「ごみ問題」を抱えています。
ごみは、ひと工夫することで、排出量を最小限に抑えることができます。一人ひとりが身近な問題として「ごみ問題」を考え、ごみの減量から一歩進んで、無駄を省いたごみを出さない生活を心がけましょう。
ごみ処理量の現状
平成20年度の市のごみ処理量は、約5万9,200トンでした(下グラフ参照)。これを市民1人に換算すると、1日あたりのごみ処理量は約1キログラム弱です。
皆さんのごみに対する意識の変化や、ごみ自体が軽量化されてきたこともあり、ここ2年間の処理量は若干減少していますが、依然として多い状態が続いています。
処理にはお金がかかる
市内の各家庭などから排出されたごみは、「市クリーンセンター」「西濃環境保全センター」「西南濃粗大廃棄物処理センター」などで処理されますが、これには莫大なお金がかかります。
平成20年度のごみ処理費用は28億8,763万円でした。1トンあたりでは4万8,741円。市民1人あたりにすると1万7,456円を使って処理していることになります。
ごみが増えると
日本のごみ焼却場の数は世界一で、狭い国土でこれほど多くのごみを出し、燃やしている国はほかにありません。
ごみが増えると、燃やす時に発生する二酸化炭素が地球温暖化を加速させたり、焼却して残った灰を埋め立てる最終処分場も早くいっぱいになったりするなど、多くの問題が発生します。
出さない生活に
ごみ減量の取り組みが進み、最近の市のごみ処理量は増えていませんが、ごみの量が多いことには変わりありません。
さらにごみの量やごみ処理にかかる経費を削減するためには、一人ひとりがなるべくごみを出さない生活に切り替えていくことが大切です。


| ごみ処理費用 | 28億8,763万円 | |
|---|---|---|
| 1トンあたり | 4万8,741円 | |
| 年間1人あたり | 1万7,456円 | |
1、Reduce(減らす)
ごみ減量は生活の入り口で
私たちがまずやらなくてはいけないことは、ごみを減らすということです。たくさん買って、使い捨てにするという生活を変えなくてはいけません。未来に豊かな自然環境を残すためにも「欲しいものを買う」から「必要なものを買う」という考え方に変えることが求められています。私たちが買い方や選び方を変えると、メーカーの製品作りや売り方も変わってきます。ごみを減らすためには、まず生活の入り口である「買い物」の見直しが大切です。
2.Refuse(断る)
不要なものは断ろう!
ごみをなくすためには、ごみのもとを断つことが大切。その方法として「断る」ことがあります。タダやサービスでも自分にとって必要なければ結局ごみになります。一つ一つがほんの小さなことでも、積み重なれば大きな結果につながります。
レジ袋や包装紙をはじめ、不要なものはできるだけ断るようにしましょう。
3.Reuse(再利用する)
それ、もったいないよ!
私たちは今まで、時間や手間を節約するために、使い捨ての紙コップや紙皿、取り扱いの便利なペットボトルを買ったり、より便利な電化製品へと買い替えたりしてきました。しかし、環境への影響を減らして資源やエネルギーを節約するためには、ものを大切にするよう心がけるとともに、一度使ったものを何度も使うこと、そして使いまわすことが大事。日本人が昔持っていた「もったいない」の精神を忘れずに。
4.Recycle(再生する)
最終手段のリサイクル
リサイクルとは「もういちど原料に戻して、新しく製品を作る」という意味ですが、リサイクルは大量のエネルギーを必要とし、手間と費用もそれだけかかります。
先の3つのRを実践して、最後に4つ目のR「分別してリサイクルに回す」といった気持ちが大切です。リサイクルは社会全体で協力して取り組むことが必要ですが、うまく進めるためには最終的に一人ひとりがしっかりとしたごみの分別を行うことが大切です。

さまざまな家具が並ぶ店内
リサイクルプラザ「クルクルワールド」では、大型ごみとして出された家具などを修理・清掃して、アイデアを加えることで“不用なもの”を“有用なもの”として皆さんに提供しています。
新しくよみがえったソファーやベッド、テーブルセットなどの家具は、毎月20日までに購入希望者を募り、翌21日に公開抽選によって購入者を決定します。家具の価格は、収集料金の半額が基本となります。
また、不用品の情報が入ったリサイクル情報ボックスも設置していますので、気軽にお立ち寄りください。
◆ところ : 郭町東2-77
◆開館時間 : 午前10時~午後6時
◆休館日 : 毎週月曜日、年末年始
◆問い合わせ : TEL 78-2131

ダンボール箱を使って生ごみをたい肥化する「ダンボールコンポスト」。臭いも少なく、軒下やベランダなどで手軽にできるので、多くの人が取り組んでいます。
厚手のダンボール箱(みかん箱程度の大きさ)に「もみ殻くん炭」と「ピートモス」を入れたものに、台所から出る生ごみを入れてかき混ぜるだけで、微生物が生ごみを分解し、たい肥化してくれます。
1つの箱で4人家族の約3か月分(約60キログラム)の生ごみをたい肥にすることができます。
ダンボールコンポストで生ごみダイエットに取り組んでみてください。
≪定期説明会・相談会≫
◎毎月第3土曜日 10時30分~11時30分
会場 : エコステージおおがき
(室本町3-4)
◎偶数月第1火曜日 13時30分~14時30分
会場 : リサイクルプラザ
(郭町東2-77)
詳しくは、大垣市環境市民会議(TEL 82-1761、平日の午前10時30分~午後4時30分)へ。

ダンボールコンポスト
詳しくは、クリーンセンター(TEL 89-4124)へ
≪もえるごみ≫
◎透明、半透明で45リットル(10キログラム)以内の袋に入れ、可燃ごみ処理券を貼ってください
◎生ごみは水をしっかり切ってください
◎ごみ袋の口はきちんと縛ってください(ガムテープなどで貼らない)
◎長いもの、大きいものなどは、30センチメートル程度に切ってください
≪もえないごみ・資源ごみ≫
◎スプレー缶やカセットボンベなどは、必ず使い切り、穴を開けて出してください
◎化粧ビンは、4月1日から「資源ごみ」として収集しています(乳白色のものは、「もえないごみ」へ)
≪その他≫
◎ダンボール、雑誌、新聞などは地域の資源回収に出してください
◎食品トレー(白色トレー)は店頭回収にご協力ください(上石津地域を除く)
◎タイヤ、バッテリー、消火器、農機具などは収集しません。購入先へご相談ください

クリーンセンターで処理されるごみの約半分は事業系のごみです。
事業所全体でコスト削減・効率化などを目指して、ごみの減量とリサイクルを進めましょう。
★日ごろからごみの内容や排出量を把握しましょう
★紙類は、ごみとして出すのではなく、資源回収へお願いします
★リサイクル製品などを積極的に活用しましょう
(平成21年12月1日号)