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平成22年度総合計画の進行管理における行政評価の実施結果について

[2011年3月14日]

 本市では、市が実施する事務事業の目的や内容を成果指標等を用いて点検し、その事務や事業の成果(効果)などを評価し、その結果に基づく見直し・予算への反映を行うしくみ=行政評価(事務事業評価)を、平成14年度の試行を経て、平成15年度から実施しています。

 こうした中、市の将来像を定め計画的に実施するための「第五次総合計画」を平成19年度に策定しました。また、この計画に示した施策を計画的かつ効率的に実施するため、3か年の計画をローリング方式で行う実施計画を作成しています。これらの計画の進行管理を行う手法として、従来の事務事業評価と新たな施策評価及び市民意向調査による「行政評価」を平成20年度から実施しています。

 第五次総合計画の計画期間は平成20年度から29年度の10か年であり、平成22年度の行政評価は、平成21年度の施策・事務事業を対象として実施しました。

1.趣旨

(1)第五次総合計画の進行管理

 第五次総合計画前期基本計画の施策及び施策を具体化するための事業を対象とした行政評価を活用して、計画の進行管理を行います。

(2)成果重視の市政運営

 成果重視の市政運営を目指すため、施策ごとに設けた目標指標の達成状況や達成方法(事務事業)の評価を定期的に行います。

(3)説明責任

 評価結果を公表することによって、開かれた市政運営を推進します。

2.行政評価の手法

(1)施策評価

 総合計画のまちづくり施策毎に設定されている目標指標の各年度の目標値に対する達成度を評価する<施策評価>を行いました。

(2)事務事業評価

 計画に掲げた施策をより効率的・着実に推進していくために、その施策を構成する事務事業について、事業の実効性・効率性を評価する<事務事業評価>を行いました。

(3)市民意向調査

 行政内部の行政評価(特に施策評価)を補完するものとして、各施策分野に対する市民の満足度・重要度などの把握を目的としたアンケート方式の調査<市民意向調査>を実施しました。

3.評価方法

評価方法

区分

施策評価 

事務事業評価

市民意向調査

対象レベル 

総合計画:「まちづくり 施策」

総合計画:「事務事業」

総合計画:「基本施策」

(まちづくり施策の上位施策)

対象件数

まちづくり施策146項目

709事業

(全事務事業1,308件)のうち人件費事業・一般管理事業・一般経費事業等を除く。)

基本施策48分野

(策定時の市民アンケート調査項目を中心。)

評価者及び内容等

総合計画のまちづくり施策毎に設定されている目標指標の各年度の目標値に対する達成度を評価

一次評価として、事業の妥当性・公平性などを担当所属長が評価。

二次評価として、施策内 の各事務事業の貢献度、 優先度について担当部局長が相対評価。

市民1,000人の施策分野に対する市民の意向(満足度・重要度)をそれぞれ5つの選択肢(満足度:「満足している」、「やや満足している」、「ふつう」、「やや不満である」、「不満である」、重要度:「重要である」、「やや重要である」、「ふつう」、「あまり重要でない」、「重要でない」)で調査

実施時期

6月

6月

4月

4.評価結果

(1)施策評価

 平成21年度の施策の大綱内のまちづくり施策の目標指標達成度は、次の表のとおりです。146のまちづくり施策の目標指標に対し、A評価80B評価44となり、おおむね順調に施策の展開が図られています。

施策評価結果

施策の大綱

評価結果    

まちづくり施策

施策数

達成度の内訳

A

B

C

D

E

1

快適で機能的なまちづくり

(都市基盤)

おおむね順調

0.83

29

16

10

2

1

2

にぎわいと活力みなぎるまちづくり

(産業振興)

おおむね順調

0.83

19

12

4

1

1

1

3

安全で環境にやさしいまちづくり

(生活環境)

おおむね順調

0.78

26

14

8

1

3

4

健やかでぬくもりのあるまちづくり

(健康・福祉・人権)

やや遅れている

0.68

29

13

7

1

4

4

5

豊かな心と人間性を育てるまちづくり

(人づくり)

おおむね順調

0.78

30

13

15

2

6

一人ひとりが輝く協働のまちづくり 

(市民協働)

順調

0.98

13

12

1

合計

146

80

45

2

8

11

※まちづくり施策の目標指標に対する達成度

 A:目標達成  B:目標達成率80%以上  C:目標達成率70%以上 D:目標達成率60%以上  E:目標達成率60%未満

達成度の基準

 順調

 おおむね順調

 やや遅れている

 遅れている

著しく遅れている

  0.9以上

0.7以上 

0.5以上

0.4以上

0.4未満

 達成度の基準の考え方

  各施策の達成度をA評価:1.0、B評価:0.75、C評価:0.5、D評価:0.25、E評価:0として点数化したものです。

(2)事務事業評価

事務事業評価結果

施策の大綱

評価

事業数

一次評価

二次評価

貢献度

優先度

A

B

C

D

高い

普通

低い

高い

普通

低い

1

快適で機能的なまちづくり

(都市基盤)

81

51

19

11

0

23

38

20

23

37

21

2

にぎわいと活力みなぎるまちづくり

(産業振興)

88

34

39

9

6

15

63

10

15

65

8

3

安全で環境にやさしいまちづくり

(生活環境)

95

65

29

1

0

37

43

15

31

48

16

4

健やかでぬくもりのあるまちづくり

(健康・福祉・人権)

126

42

65

14

5

23

93

10

15

102

9

5

豊かな心と人間性を育てるまちづくり

(人づくり)

241

135

96

9

1

39

172

30

36

173

32

6

一人ひとりが輝く協働のまちづくり

(市民協働)

78

43

27

7

1

24

46

8

19

51

8

709

370

275

51

13

161

455

93

139

476

94

 

【一次評価】(5点満点)

 施策を構成する事務事業について、(1)妥当性・公平性、(2)実効性(達成度)、(3)効率性の観点から評価。

 A:4点以上 B:3点以上~4点未満 C:2点以上~3点未満 D:2点未満

【二次評価】

 施策の成果向上及び事務事業の積極的な見直しを行うため、施策内の各事務事業の貢献度、優先度について担当部局長が相対評価。

【貢献度】

 施策内の事務事業が、施策指標の向上に及ぼす影響度や施策推進への貢献度を「高い」、「普通」、「低い」の区分で相対評価。

【優先度】

 今後の方針として、施策内のどの事務事業に限られた経営資源(人・予算)を配分するのか、また、どの事業に優先的に取り組んでいくのかという視点で優先度を「高い」、「普通」、「低い」の区分で相対評価。

 

 

5.評価の活用

 評価結果の優れない事業(一次評価が「C」又は「D」の事業)は、一部事業について、担当所属と個別協議を行い、平成23年度予算要求において見直しを求めました。

 また、事務事業の改善改革の進捗状況を把握するため、「事務事業見直し計画表」の作成を依頼し、計画表は、「第2次大垣市行政経営戦略計画」の事務事業の見直しの項目に位置づけ、改善に向けた進行管理を行っていきます。見直し計画の進捗状況は、庁内の経営戦略会議で協議を行い、協議結果は議会及び行政改革推進審議会に報告していきます。

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