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水害及び地震災害の被害想定調査結果について

[2017年3月2日]

水害及び地震災害の被害想定調査結果について

 本市地域で特に大きな影響を与えるとされる水害及び地震災害にかかる防災アセスメント調査(被害想定調査)の結果について概要を報告します。

調査の概要

1 調査期間

平成24年2月から平成25年3月

2 実施方法

株式会社パスコ岐阜支店に委託して実施しました。

地震による地震動及び液状化危険度の解析は、岐阜大学が実施しました。

3 想定する災害

(1) 水害

本市に関係する次の10河川による浸水害
水害
国管理河川長良川、揖斐川、杭瀬川(国)、牧田川(国)
県管理河川杭瀬川(県)、相川、大谷川、泥川、薬師川、牧田川(県)
* 国(国土交通省木曽川上流河川事務所)及び岐阜県(県土整備部河川課)が作成し公表している浸水想定区域図を活用しています。

(2) 地震

地震
種類震源モデル備考
海溝型地震 A  南海トラフ巨大地震(M9.0)

南海トラフの巨大地震モデル検討会(内閣府)が想定すべき最大クラスの地震として検討している地震の基本ケースを選定。地震調査研究推進本部(文部科学省)によると、M9級は過去に起きたことがなく、発生周期が不明なため発生確率を算出することは困難としているが、M8以上の地震が30年以内に発生する確率は60~70%としている。 M8級の地震は、「東海」「東南海」「南海」の3領域において、100~150年間隔で複数の領域の連動地震として発生している。

内陸型地震B  養老-桑名-四日市断層帯地震(M7.7) 地震調査研究推進本部(文部科学省)が主要活断層としているものから、大垣市に大きい 影響を及ぼすものとして選定。 文部科学省によると、今後30年の間に発生する可能性は、0%以上-0.7%とされる。

水害の調査

1 前提条件

国(国土交通省木曽川上流河川事務所)及び岐阜県(県土整備部河川課)が作成し公表している浸水想定区域図や浸水深の詳細なデータをもとに、家屋や人口データを活用して、浸水すると予想される住宅数と避難の対象者数を算出します。

* 浸水想定区域図とは、浸水が予想される区域とその水深を表示した図面です。本市に関係する河川は下表の10河川で、50年から100年に一度と考えられる大雨(計画降雨)が降り、複数の箇所で堤防が壊れたり、水が溢れると仮定してシミュレーションされています。

 

国が管理する河川
河川名 計画降雨
長良川 12時間雨量243mm 
揖斐川 2日間総雨量395mm 
杭瀬川(国)2日間総雨量395mm 
牧田川(国) 2日間総雨量395mm 
県が管理する河川
河川名計画降雨
杭瀬川(県) 日総雨量267mm 
相川日総雨量259mm
大谷川日総雨量265mm
泥川日総雨量259mm
薬師川日総雨量265mm
牧田川(県)2日間総雨量390mm
揖斐川の浸水想定区域図

*各河川の浸水想定区域図は、岐阜県のホームページ「岐阜県浸水想定区域図ポータル」でご覧いただけます。

2 調査結果

最も被害が大きいのは、揖斐川の場合で、約34,000棟の住宅が浸水し、約92,000人(市人口の約56%)が避難の対象者になると想定されます。
国が管理する河川
区分上段:浸水深別の浸水する住宅数(棟) 
下段:浸水深別の避難の対象者数(人) 
浸水深0.5m未満0.5~1m1~2m2~3m3~5m5m以上
長良川41棟179棟1,291棟596棟28棟0棟2,135棟
57人345人2,640人1,358人83人0人4,484人
揖斐川8,851棟10,669棟12,533棟1,547棟179棟5棟33,784棟
23,394人27,702人36,668人4,600人400人11人92,074人
杭瀬川 (国) 3,829棟2,894棟1,660棟18棟0棟0棟8,401棟
9,738人7,866人4,919人72人0人0人22,595人
牧田川 (国) 47棟13棟26棟0棟0棟0棟86棟
69人26人66人0人0人0人161人
* 国管理河川は、浸水深の詳細なデータが提供されているため、「2m~5m」を「2m~3m」と「3m~5m」に区切って表示しています。
県が管理する河川
区分上段:浸水深別の浸水する住宅数(棟)
下段:浸水深別の避難の対象者数(人) 
浸水深0.5m未満0.5~1m1~2m2~5m5m以上
杭瀬川(県) 8,993棟10,790棟8,565棟709棟0棟29,057棟
26,434人28,402人22,488人1,704人0人79,028人
相川547棟515棟446棟281棟0棟1,789棟
1,586人1,498人1,602人484人0人5,170人
大谷川794棟973棟2,192棟1,432棟0棟5,391棟
2,257人2,686人5,923人3,266人0人14,132人
泥川0棟0棟0棟64棟0棟64棟
0人0人0人99人0人99人
薬師川 1,135棟43棟0棟0棟0棟1,178棟
2,416人124人0人0人0人2,540人
牧田川(県)2棟0棟0棟0棟0棟2棟
5人0人0人0人0人5人

地震災害の調査

1 前提条件

調査の前提条件
地盤データメッシュ50メートルメッシュで、国土地理院が提供する旧版地図や市が保有するボーリングデータ等から整理された59の地盤モデルに分類。 メッシュ数は約90,000メッシュ。 
地震発生時刻(1)冬の早朝
  (午前5時) 
多くの人が自宅で就寝中に被災するため、家屋倒壊による死者が発生する可能性が高い。 
(2)夏の昼
  (正午)
オフィスや学校などに多数の滞留者があり、自宅以外で被災する場合が多い。 
(3)冬の夕方
  (午後6時) 
住宅などでの火気使用が最も多い時間帯で、出火件数が 最も多くなる。オフィスや駅周辺に通勤・通学等による滞留者が多数存在。 

* 南海トラフ巨大地震の被害想定は、内閣府(2012)及び岐阜県(2013)が、養老-桑名-四日市断層帯地震の被害想定は、岐阜県(2013)が、それぞれ調査を行い、結果を公表しています。本市の調査は、これらの調査手法を参考とし、独自に有する資料(ボーリング、家屋、人口データ等)を活用して行っています。

2 調査結果

A 南海トラフ巨大地震

○ 市全域が震度5強以上であり、特に大垣地域は、広い範囲で6弱から6強、墨俣地域は、全域が震度6強と予想されます。

○ 地震動の継続時間が長く、ゆるい地盤のほとんどの範囲において液状化が発生する可能性があると予想されます。
震度・液状化危険度
地域震度(最大)液状化危険度(15<PL値)
大垣市全域6強大垣市全域の38% 
 ・大垣地域6強大垣地域の87% 
 ・上石津地域6弱上石津地域の5% 
 ・墨俣地域6強墨俣地域の100% 
建物被害・人的被害・避難者数
発生時刻冬の早朝5時夏の昼12時冬の夕方6時
建物被害全壊5,000棟
半壊13,000棟
焼失棟数3棟7棟50棟
人的被害死者150人90人110人
負傷者2,300人1,600人1,600人
避難者数24,000人
南海トラフ巨大地震

B 養老-桑名-四日市断層帯地震

○ 断層が直下(直近)にあるため、非常に大きな揺れとなり、市全域が震度6強以上となり、上石津地域の可住地域及び大垣・墨俣地域の広い範囲で震度7と予想されます。

○ 衝撃的な揺れにより液状化が発生する可能性が高いと予想されます。

震度・液状化危険度
地域 震度(最大) 液状化危険度(15<PL値)
大垣市全域7大垣市全域の39% 
 ・大垣地域7大垣地域の87%
 ・上石津地域7上石津地域の6%
 ・墨俣地域7墨俣地域の100%
建物被害・人的被害・避難者数
発生時刻冬の早朝5時夏の昼12時冬の夕方6時
建物被害全壊24,000棟
半壊17,000棟
焼失棟数130棟190棟520棟
人的被害死者1,300人860人1,000人
負傷者6,500人6,300人5,300人
避難者数64,000人
養老-桑名-四日市断層帯地震

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