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特集 我が家を見守る 住宅用火災警報器

[2014年1月15日]

 家庭内の火災発生をいち早くキャッチし、私たちに知らせてくれる「住宅用火災警報器」。平成23年6月1日から、すべての住宅に設置が義務づけられました。
 そこで今回は「住宅用火災警報器」について、その重要性や、メンテナンス方法などを紹介します。まだ設置していない人はすぐに設置してください。
 詳しくは、大垣消防組合消防本部予防課(TEL 87-1512)へ。

子どもたちに火災警報器の大切さを教える消防職員

子どもたちに火災警報器の大切さを教える消防職員
 

住宅火災の現状を見ると…

 国内の住宅火災における死者数は、平成15年以降10年連続で1,000人を超えています。その原因の多くが、火災に気付くのが遅れた「逃げ遅れ」によるものです。
 また、死者の約7割が高齢者であり、今後の高齢化の進展とともに、さらに増加することが心配されています。


全国の住宅火災による死者数(放火自殺者などを除く)の構成 【平成24年中】

全国の住宅火災による死者数

 
 

どんな効果があるの?

 住宅用火災警報器が設置されていたため、火災発生に早く気付き、大火事にならなかった事例や、ぼやですんだ事例などが数多くあります。ここでは、大垣消防組合管内で実際にあった奏功事例をいくつか紹介します。

◎事例(1) 「テレビを見ていたら…」
 食事の準備をするため、鍋を火にかけ、別室でテレビを見ていたが、鍋を火にかけていることを忘れてしまい、そのままテレビに見入ってしまった。すると突然、台所の火災警報器が鳴り出し、慌ててガスこんろの火を切ったため、火災にならずに済んだ。

◎事例(2) 「親の目が届かないところで…」
 室内で子どもが紙に火をつけて遊んでいたため、その火が周囲の物に燃え移り、無炎燃焼を起こしていた。室内には煙が充満し、感知した火災警報器が作動したため、別室にいた母親がその警報音に気付き、子どものいる部屋へ向かった。すると突然周囲の物から火が上がったため、水をかけて消し止めることができ、大事には至らなかった。

◎事例(3) 「外出中に…」
 共同住宅で、家主が鍋をこんろにかけたまま外出してしまったが、火災警報器の警報が鳴っていることに隣人が気付き、窓から確認すると炎が上がっていた。すぐに消火器で初期消火したため、最小限の被害でくい止めることができた。

◆定期的にメンテナンスを

 住宅用火災警報器が適切に機能するためにはメンテナンスが大切です。「いざ」というときに作動するよう、日頃から作動確認と手入れをしておきましょう。

◎汚れをとる…
 ホコリや汚れは、火災を感知しづらくする原因になります。定期的に乾いた布などでふき取りましょう。また台所では、油や煙などがつきやすいため、布に水やせっけん水を浸し、十分絞ってから汚れをふき取りましょう。

◎作動確認を…
 ボタンを押したり、ひもを引くことで作動確認できます。鳴らない場合は、電池が切れていないかを確認しましょう。また、本体の使用期限はおおむね10年です。故障や使用期限を過ぎている場合は、早めに新しい物と交換しましょう。


 ★作動方法や使用期限などは機種により異なりますので、取り扱い説明書などで確認してください。

住宅用火災警報器のメンテナンス

 
 

まだ設置していない人は

 普段使っている寝室には住宅用火災警報器を必ず設置しなければなりません。また、寝室が2階以上にあるときは、その階の階段にも設置が必要です。
 台所については、設置義務はありませんが、安全性向上のためにも設置をお勧めします。取付位置は、下図を参考にしてください。
一般家庭での火災警報器設置例
天井や壁への取付位置

◇悪質な訪問販売や点検にご注意を!!
◎消防署や市役所の職員は販売しません
◎業者による点検の義務はありません

 消防署や市役所では、住宅用火災警報器の販売を行っていませんし、業者に販売を委託することもありません。また、取り付け後の業者による点検の義務もありません。
 悪質な訪問販売や点検などの被害にあわないためには、「いりません」とはっきり断ることが大切です。
 訪問販売で購入した場合は、クーリング・オフ(無条件解約)の対象になります。契約書を受け取ってから8日以内であれば、手続きが可能です。
 「おかしいな」と思ったら、市消費生活相談室(TEL 75-3371)へ。

◇いろんな種類があります
 現在、設置が義務付けられているのは、煙を感知して火災の発生を知らせる煙式の住宅用火災警報器です。そのほか、周辺温度を感知する熱式のものや、無線で連動するものなど、付属的な機能を持った火災警報器が販売されています。
 それぞれの家庭に合った火災警報器を選び、火災予防に努めましょう。

火災報知器


(平成26年1月15日号)

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