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特集 ふるさと大垣再発見 ものづくりのまち おおがき ~進化し続ける産業都市の歩み~ (平成27年3月1日号)

[2015年3月1日]

西濃地域空撮


 市は、県内有数の産業都市として、私たちの暮らしをより豊かにしようと発展を続けています。今回の特集では、市で産業が発展した経緯や、現在の状況、今後の展望などについて紹介します。
 ふるさとの誇りである“産業”について理解を深めてみませんか。
 詳しくは、産業振興室(TEL 47-8609)へ。


【明治~大正 工業基盤の確立】
 大垣は、古く江戸時代には、中山道や美濃路の旧街道が通ることから、東西文化・経済の交流点として栄えてきました。
 明治時代には、大垣を工業都市として発展させようと製糸工場や米穀取引所など、さまざまな事業が展開されました。しかし、資本力と経験不足などから思うような成果が得られず、外部の大資本を誘致する方向に転換されました。
 明治36年には木曽三川分流改修工事の完成により、水害の心配がなくなると、再び当時の大垣商工会議所が中心となって工場誘致を実施。インフラの電気、電話、ガス、道路などが整備されました。

大垣の工業化を図る原動力となった「揖斐川電力株式会社設立総会」(大正元年)

大垣の工業化を図る原動力となった「揖斐川電力株式会社設立総会」(大正元年)

◇主なインフラ整備
[電気]
・明治42年
 岐阜電気会社(現在の中部電力(株))による送電開始
・大正5年
 揖斐川電力(現在のイビデン(株))による送電開始

[電話]
・明治41年
 電話開通
・明治43年
 「大垣-名古屋間」の直通電話開通

[ガス]
・明治45年
 「大垣瓦斯会社」設立供給


【大正~昭和 紡績工場の誘致】
 インフラが整備されると、市や市議会、大垣商工会議所などが連携を図って工場誘致に取り組み、大規模工場の誘致に成功し、工業都市への転換が始まりました。

◇工場都市への転換
・大正3年
 後藤毛織大垣工場操業開始
・大正4年
 摂津紡績大垣工場操業開始(現在のユニチカ(株))
・大正8年
 大垣毛織会社設立
・大正11年
 中央毛糸紡績(株)大垣工場操業開始(現在の(株)トーア紡コーポレーション)
・昭和2年
 日本合成化学研究所設立(現在の日本合成化学工業(株))

東亜紡績(株)大垣工場(現在の(株)トーア紡コーポレーション) 提供:大垣商工会議所

東亜紡績(株)大垣工場(現在の(株)トーア紡コーポレーション) 提供:大垣商工会議所

繊維工場内の様子(昭和42年)

繊維工場内の様子(昭和42年)


【昭和~平成 主要業種の移り変わり】
 大垣は、先人の努力により多種多様な業種が集積した、岐阜県有数の工業都市として発展してきました。
 昭和期は、繊維業が工業全体の約6割を占め、大垣を象徴する主要産業でした。しかし、生産拠点の海外転換などによる企業の撤退などの影響などで減少し、現在では電子機械器具製造業、輸送用機械器具製造業が発達してきました。
 特に電子部品・デバイスは、1990年代後半、急激にシェアを伸ばし、現在は全体の出荷額の約3割を占めています。

製造品出荷額の上位5業種の変遷 経済産業省「工業統計調査」

製造品出荷額の上位5業種の変遷 経済産業省「工業統計調査」


【現在 IT分野の躍進】
 ソフトピアジャパンは、昭和62年、日本のシリコンバレーを目指し、岐阜県が主体となって整備した情報産業集積地です。
 平成8年には、ソフトピアジャパンセンタービルのオープンをはじめ、拠点となる4つのビルが建設され、現在では、就業者数2,108人、151社が集積しています。(平成26年4月1日現在)
 近年は、スマートフォン用アプリケーションの開発に取り組む企業も集まっており、多くのアプリケーションが発表されています。
 また、昨年4月には、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)がエリア内に移転し、さらなる躍進が期待されます。
ソフトピアジャパンエリア周辺(平成24年)

ソフトピアジャパンエリア周辺(平成24年)

多くの先人の努力のおかげで今の大垣があるんだね!


●交通網の整備
・明治17年
 大垣駅開業
・大正8年
 養老鉄道全線開通
 美濃赤坂線開通
・昭和31年
 樽見鉄道開通
・昭和39年
 名神高速道路大垣IC完成
・平成24年
 東海環状自動車道大垣西IC完成

●未来の担い手を育成
 次世代を担う人材を育成するため、工場現場に行って、ものづくりを体験する「ものづくり名工塾」=写真=や、金型について学ぶ「金型人材育成講座」などを開催しています。

ものづくり名工塾

●地元での就労を促進
 市内企業の人材の確保支援のため、大学や高校などを卒業予定の人や求職者などを対象に、「リアル大垣合同企業展」=写真=や「大垣地域合同産業展」の開催を支援しています。
リアル大垣合同企業展

●さらなる発展を目指して
 市はこれまで、インフラの整備や大規模な企業誘致など、ふるさとの利点を生かしながらさまざまな施策を通して産業の発展に努めてきました。
 平成25年に整備が完了した横曽根工業団地では、既に企業による操業が開始されています。また、ソフトピアジャパンに隣接する加賀野地内には、中部地域最大級のデータセンターの建設も始まっています。
 市は今後も、時代の変化に対応しながら、特性を生かした企業支援策を、経済団体、各種関係団体などと連携、協働して推進していきます。
横曽根工業団地

横曽根工業団地

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