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未来につなぐ 文化交流の輪 (平成27年12月1日号)

[2015年12月1日]

当時を再現した行列

当時を再現した行列

十六町豊年踊隊

十六町豊年踊隊

国書交換を再現

国書交換を再現


 鎖国政策がとられていた江戸時代、徳川将軍に国書を届けるため日本を訪れた外交使節団「朝鮮通信使」。その行列は、総勢約500人に及んだといわれます。
 当時、美濃路の宿場があった大垣で使節団が宿泊していたことから、市は「NPO法人朝鮮通信使縁地連絡協議会」に加盟しています。その縁で、11月14日と15日の二日間、加盟市町が持ち回りで開催する「朝鮮通信使ゆかりのまち全国交流会」が開かれました。
 14日の記念講演では、滋賀大学経済学部教授の青柳周一さんが、「史料から見る朝鮮通信使の足あと」と題して、絵図などを示しながら当時の様子を紹介。漢詩や書が全国に数多く残されているほか、沿道で見物する市民からも行列が熱心に迎えられていたことなどを話しました。
 また、日韓市民文化交流として、韓国伝統音楽を奏でる「打縁琴(タヨングム)」と、大垣少年少女合唱団が、それぞれ演奏と合唱を披露しました。

大垣少年少女合唱団(15日)

大垣少年少女合唱団(15日)


 15日は、奥の細道むすびの地記念館イベント広場で、国書交換式などの出発セレモニーが行われた後、当時を再現した朝鮮通信使行列が、中心市街地を練り歩きました。
 官服姿の正使や文官、武官らの本隊のほか、韓国の民族衣装を身にまとった子ども、十六町豊年踊隊が続いた総勢100余人の行列は圧巻。この日は、大垣駅通りで「まるごとバザール」が開かれていたこともあり、大勢の観客が華やかな行列に見入っていました。
 また、新大橋のステージでは、「打縁琴」が農楽を起源にした激しく華麗な「パンクッ」を舞ったほか、大垣少年少女合唱団が、同大会のテーマ曲「AGAIN~出会いの町~」や韓国語の曲を美しいハーモニーで合唱。その後、朝鮮通信使を模した祭礼を現代でも引き継いでいる十六町の皆さんが、音頭に合わせて豊年踊を披露しました。
 同大会を通じて、美濃路の魅力を全国に発信するとともに、未来へつながる文化交流の輪が一層ひろがる二日間になりました。

「パンクッ」を舞う「打縁琴」

「パンクッ」を舞う「打縁琴」

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