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特集/障がいへの理解を深める 支えあい、共に生きるために (平成27年12月1日号)

[2015年12月1日]


 障がいのある人もない人も互いに支えあい、共に生きるためには、市民ひとりひとりが、障がいを正しく理解することが大切です。
 今回は、障がいの特性に合わせたコミュニケーションの方法や、障がいに関連する法律などをご紹介します。
 詳しくは、社会福祉課(TEL 47-7298)へ。

≪障がいの特性を知ろう≫
 ひと言で「障がい」と言っても、その内容は幅広く、障がいの現れ方もそれぞれです。障がいを持つ人とコミュニケーションをとるには、まず、その人の障がいの特性を理解することが必要です。そして、一番大切なことは、「分かりやすく伝えよう」という気持ちと「理解しよう」という思いです。

◆視覚障がい
・慣れていない場所では、一人で移動することが困難です
・音声や、手から情報を得ています
・文書を読むことや、書類を書くことが困難な人もいます
【コミュニケーション】
 言葉で伝えたり体に触れるなどして、優しくゆっくりと具体的に伝えましょう。

◆聴覚・言語障がい
・外見からは分かりにくく、誤解されることがあります
・文字や図など、視覚を中心に情報を得ています
・話せても、相手の話が聞こえているとは限りません
【コミュニケーション】
 筆談やジェスチャーなどを使ってゆっくり伝えましょう。また、口の形で話の内容がわかる場合もあるので、大きな口でゆっくりと話しましょう。

◆肢体不自由
・下肢に障がいがある人には、移動に制約があり、歩行が不安定で転倒しやすい人もいます
・手にまひがある人や脳性まひで不随意運動を伴う人は、文字を書くことが困難です
【コミュニケーション】
 車いすや杖などを利用している人が困っている時は、同じ目線で声をかけましょう。

◆内部障がい
・外見からは分かりにくく、誤解されることがあります
・機能が低下しているため疲れやすい状態です
【コミュニケーション】
 疲労をためないよう、簡潔に話をまとめましょう。

◆知的障がい
・同じ質問を何度も繰り返す人もいます
・複雑な話や抽象的な概念の理解が困難です
【コミュニケーション】
 穏やかな口調で、身振りや手振りを交えながら、分かりやすく話しましょう。

◆発達障がい
・相手の表情・態度やその場の雰囲気を読み取ることが苦手な人もいます
・年齢相応の社会性が身についていない人もいます
【コミュニケーション】
 抽象的な表現は用いず、具体的に説明しましょう。

◆精神障がい
・対人関係が苦手な人もいます
・外見からは分かりにくく、障がいを理解されずに孤立している人もいます
・障がいを人に知られたくないと思っている人もいます
【コミュニケーション】
 不安を感じさせないよう、穏やかに対応しましょう。

ともにいきるために


≪誰もが暮らしやすいまちに≫
 ここでは、「障害者虐待防止法」と「障害者差別解消法(平成28年4月施行)」の2つの法律のポイントなどを紹介します。
 障がい者への虐待や差別をなくすためには、障がい者や養護者、そして地域のみなさんがそれぞれの立場を理解しあい、助け合うことが大切です。

◆障害者虐待防止法 ~障がい者への虐待をなくそう~
 この法律では、「何人も障害者に対し、虐待をしてはならない」と広く虐待を禁止するとともに、虐待に気づいた人の通報義務も定めています。
[どういったことが虐待になるの?]
○身体的虐待(殴る蹴る、体の自由を奪うなど)
○心理的虐待(ののしりや無視など)
○性的虐待(性的ないやがらせなど)
○放棄・放任(介助をしないなど)
○経済的虐待(年金、賃金、財産を取り上げるなど)
[虐待に気づいたら通報を!]
 虐待に気づいた人には、通報義務があります。地域ぐるみの早めの対応や支援が、虐待の防止につながります。

◎大垣市障害者虐待防止センター
 TEL 73-0202、ファックス 81-5500

◆障害者差別解消法 ~壁のない平等な社会をつくろう~
 平成28年4月1日から「障害者差別解消法」が施行されます。この法律では、事業者や行政機関は、障がい者への不当な差別的取扱いが禁止されるほか、障がいのある人にとって障壁となるような施設や設備などを取り除くための合理的配慮が求められます。
◎不当な差別的取扱いとは
 障がいがあるということでサービスを拒否したり、制限したり、条件をつけたりすること
◎合理的配慮の不提供とは
 障がいのある人から何らかの配慮を求める意思表明があったにもかかわらず、それを行わないこと
[どういったことが差別になるの?]

車いすでの入店を断る

車いすでの入店を断る

読み上げを断る

読み上げを断る

筆談を断る

筆談を断る

建物にスロープがなく入れない

建物にスロープがなく入れない

習い事などで障がいを理由に入会を断る

習い事などで障がいを理由に入会を断る


≪障がい者福祉制度≫
 ~主な手当・助成やサービスなど~

 市は、市内在住で障がいを持つ人を対象に各種手当・助成や福祉サービスなど行っています。
 詳しくは、社会福祉課(TEL 47-7298)へ。

【手当・助成】
 「※」印の手当・助成については、所得制限があります。
◎障害者福祉年金 ※
 身体障害者手帳4級以上、療育手帳B1以上、精神障害者保健福祉手帳2級以上の人に、年額5,200円~20,900円を支給します。 ※市民税課税世帯は、支給額が半額
◎電話利用料金 ※
 身体障害者手帳の視覚障害1級、聴覚障害1・2級、下肢、体幹障害1・2級で在宅の人に、電話料金の一部を助成します。
◎紙おむつ代 ※
 身障手帳の下肢、体幹1・2級の在宅でねたきりの人(5歳以上65歳未満)に、紙おむつの購入費の一部を助成します。
◎生活環境料金 ※
 身体障害者手帳3級以上、療育手帳B1以上で在宅の人に、上下水道・簡易水道・し尿汲取り料金の一部を助成します。
◎交通費 ※
 精神障害者保健福祉手帳を持っている人で通所施設へ通っている人の鉄道の交通費、また、在宅の知的障がい者および付添人が通学・通勤などにかかる交通費の一部を助成します。
◎タクシー代・ガソリン代 ※
 身体障害者手帳の下肢、体幹障害1・2級、視覚障害1級、内部障害1級、療育手帳A、精神障害者保健福祉手帳1級、特定疾患医療受給者で在宅の人にタクシーまたはガソリン代の一部を助成します。

【サービス】
 「*」印のサービスについては、原則、利用料の1割負担。※所得による負担上限あり
◎自宅での介護 *
 ヘルパーが訪問し、自宅で入浴や食事などの介護を行います。
◎施設での介護(デイサービス) * 
 日中、施設において入浴や食事などの介護を行うほか、創作活動などを行います。
◎施設入所 *
 入所施設において、入浴や食事などの介護を行います。
◎訪問入浴サービス *
 家庭や施設で入浴することが困難な重度身体障がい者の自宅に移動入浴車が訪問し、週2回まで入浴の介助をします。
◎就労継続支援 *
 一般企業などへの就労が困難な人に、通所施設などの働く場所を提供するとともに、就労に必要な知識の習得や能力向上のための訓練を行います。
◎就労移行支援 * 
 就労を希望する人に、一定期間施設へ通所し、就労に必要な知識の習得や能力向上のための訓練を行います。
◎機能・生活訓練 
 自立した日常生活や社会生活ができるよう、一定期間、身体機能や生活能力の向上のために必要な訓練を行います。
◎車いすの貸出
 歩行困難などにより、一時的に車いすが必要な人に、原則1か月を限度に、車いすをお貸しします。
◎手話通訳者などを派遣
 聴覚障がい者のコミュニケーションを支援するため、手話通訳者などの派遣を行います。


≪Let'sボランティア!≫
 ここでは、障がい者の支援などを専門に活動するボランティア団体を紹介します。障がいを持つ人とのコミュニケーションの第一歩として、あなたも参加してみませんか?
 詳しくは、大垣市社会福祉協議会(TEL 78-8181)へ。

◇大垣手話サークル
 手話通訳活動、手話講習会への協力、手話の学習、聴覚障がい者との交流など

大垣手話サークル

◇手話サークル 鳩の会
 手話通訳活動、手話の学習、ろう者を交えた勉強会など

◇大垣点訳グループ 愛盲会
 広報紙などの市の刊行物、図書の点訳、配布、視覚障がい者のサポートなど
愛盲会


◇音訳奉仕グループ つばくろ
 広報紙の音訳(音声による広報)活動
 
◇点訳ネットたまいと
 文書や書籍の点訳活動、福祉事業などへの参加
 
◇要約筆記サークル 水ふうせん
 中途失聴や難聴の人を対象に、要約筆記をし、情報を提供

◇岐阜盲ろう者友の会 大垣支部
 障がい者との交流会、通訳、介助、学習会など
 
◇車椅子レクダンス普及会
 車椅子ダンスの普及活動や練習、大会などへの参加
 

車いす

◇ほっとハンズ
 障がいを持つ子どもたちの一時預かり(月1回)
ほっとハンズ


◇NPO法人アスぺ・エルデの会岐阜支部 にじの会
 発達障がいの子どもや成人を対象とした学習会など

◇パソコン情報保障おおがき
 中途失聴や難聴の人を対象にしたパソコン利用の情報保障、相談会など

パソコン情報保障おおがき

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