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特集 オリンピックイヤー到来 はばたけ!未来のトップアスリート (平成28年1月15日号)

[2016年1月15日]

 今年は、リオデジャネイロオリンピックが開催されるオリンピックイヤーです。一心に競技に向き合い、世界レベルで活躍するアスリートの姿は、私たちに感動を与えてくれます。
 「スポーツの都市OGAKIづくり」を進めている本市にも、日ごろからスポーツ少年団や部活動、クラブチームでスポーツに取り組んでいる子どもたちがたくさんいます。
 今回の特集では、その中でも、特に昨年目覚ましい活躍を見せてくれたジュニアアスリートにスポットを当てて紹介します。

 


【空手】今 勇絆くん(日本空手協会北方支部 東小3年)
<全日本少年少女空手道選手権大会 形の部(小学校3年生男子)3位>


 張りつめた道場に、道着が空を割く音が響き渡ります。やってきたのは、興文中学校の柔剣道場。ここで汗を流しているのが、今勇絆くんです。
 昨年8月に開催された「全日本少年少女空手道選手権大会」において、「形」の部(小学校3年生男子)で3位という成績をあげた今くん。お父さん、お母さんがともに空手の選手で、幼いころから道場に遊びに行っていたことがきっかけで、6才から本格的に空手を始めました。

今 勇絆くん1

 

 空手のどんなところが魅力かという問いに、満面の笑みで「全部!」と答えてくれるほど、空手が大好きです。特に、新しい「形」を覚えることができた瞬間が嬉しいのだそう。
 そんな今くんが、得意の「形」で勝負した昨年の大会。全国で3位という輝かしい成績を収めたにも関わらず、「優勝を狙っていただけに、本当に悔しくて涙が出た」というのですから驚きます。それもそのはず、前回大会でも3位だったことから、さらに上を目指し、真剣に空手と向き合ってきたからです。
 その真剣な姿勢は、練習でも垣間見ることができました。練習が始まると、あどけない表情が一変。鋭いまなざしと力強い掛け声で「静」と「動」の動きを繰り返す姿は、小さいながらも、立派なアスリートの姿でした。

今 勇絆くん2

 

 今後の目標は、「全日本少年少女空手道選手権大会で優勝して、その次は世界に挑戦できるような選手になること」と、大きな夢を教えてくれました。
 現在、東京オリンピックでの追加種目最終候補に提案されることが決まっている空手。「正式種目に決まったら、跳び上がるほど嬉しい」と、今くんも期待を寄せています。五輪の正式種目になった際には、「いつか金メダルを獲りたい」と、輝いた目で語る様子がとても印象的でした。

今 勇絆くん3


◇VOICE◇

日本空手協会北方支部 今 亮子さん

日本空手協会北方支部 今 亮子さん

 家庭では母として、道場では指導者として、子どもを見守っています。最近まで、「全国大会って何?」と言っていたような子が、ここまで成長してくれました。
 気持ちのオンとオフが激しく、普段の生活ではやんちゃな所もありますが、練習や試合になると決して手を抜かずに集中するという姿勢を褒めてあげたいです。このような気持ちの切り替え方は、空手を始めた影響だと思います。
 幸い、この子の周りには目標とする選手がいますので、恵まれた環境であるということを自覚して、これからもさらに精進してほしいと願っています。

 


【自転車】平尾 愛菜さん(MINOURA大垣レーシンング 星和中3年)
<JOCジュニアオリンピックカップ自転車競技大会 女子U-17ポイントレース1位>


 大垣競輪場のバンクを白い車体がさっそうと走り抜けて行きます。それにまたがるのは、平尾愛菜さん。昨年の「JOCジュニアオリンピックカップ自転車競技大会」において、女子U-17ポイントレース1位の栄冠に輝いたジュニアアスリートです。
 平尾さんは、自転車競技をやっていたお父さんの影響で、小学5年生から自転車を始めました。中学3年生の現在では、所属しているクラブチームの大人に交じって競輪場や公道を走り、日夜、腕ならぬ脚を磨いています。
 「このスポーツの好きなところは何と言ってもスピード感。また、競争相手がいる場合は仕掛けのタイミングを予測するのも醍醐味」と、競技の魅力を語ってくれた平尾さん。「まだまだこれからです」とは言うものの、やはりスピードには自信をのぞかせます。
 一方、自分が苦手としているところもしっかりと把握しており、「短距離を走る種目で大事なダッシュ力(スタート時の加速力)をもっと鍛えていかないと」とアスリートらしい一面を見せてくれました。
 ジュニアオリンピックカップに出場した時の心境を尋ねると、「緊張はしたが、走っているうちに楽しくなった」のだそう。その強心臓ぶりには舌を巻きます。

平尾 愛菜さん1

 

 そんな平尾さんでも、「練習はきつい」ようで、時には大人と一緒に120キロメートルもの距離を自転車で走るような過酷な練習もあるのだとか。それでも競技を続けられるのは、同じクラブチームに目標とする選手が多くいるのが理由です。
 「将来は、女子競輪選手という道のほか、大学・社会人でさまざまな種目に出られるような競技者になれたら」と視野を広く持っている平尾さん。これからの活躍に期待がかかります。

平尾 愛菜さん2


◇VOICE◇

MINOURA大垣レーシング 平尾 貴之さん

MINOURA大垣レーシング 平尾 貴之さん

 父である私の影響で、自転車競技を始めてくれました。大きな大会で結果が出始めてから、ますますやる気を出して競技に向き合っているように見えます。
 本人の努力はもちろんですが、チームメートに支えられたことで、全国で戦える力を付けることができました。まだ中学生なので、基礎の部分を習得したところですから、技能面については、これから高校に入学して伸ばしていってほしいですね。
 内気な性格ですので、大会などで他の選手と交流することに少し遠慮がちです。交流を通して全国の選手と切磋琢磨してほしいので、今後はコミュニケーション力も鍛えてもらえたらと思います。

 


【ラグビー】種田 健二くん(大垣ラグビースクール 星和中3年)
<全国ジュニア・ラグビーフットボール大会 「岐阜スクール選抜」チーム第二ブロック5位>


 昨年、日本中を沸かせた「ラグビーワールドカップ」で一躍注目を浴びているラグビー。ここ大垣市にも、将来が期待されている選手がいます。それが種田健二くんです。
 種田くんは、小学1年生の時に「大垣ラグビースクール」に入校。昨年末には、「岐阜スクール選抜」のメンバーとして、ラグビーの聖地・花園ラグビー場で行われた「全国ジュニア・ラグビーフットボール大会」に出場しました。

種田 健二くん1

 

 「もともと走ることが好きで、さらにタックルやキックの面白さに魅せられていった」という種田くん。チームでは、日本代表の五郎丸歩選手と同じフルバックのポジションを任されています。「守備時はディフェンスの最後の砦であり、攻撃時は臨機応変に攻撃に加わるので、素早く判断しなければいけない場面が多いと思う」というこのポジションを楽しんでいます。
 目標とする選手は、五郎丸選手。種田くん自身も、五郎丸選手同様、キックが得意で、さらに相手をタックルで止めてボールを奪いに行くプレーにも自信を持っています。

種田 健二くん2

 

 そんな種田くんですが、選抜チームに入ったときは不安がありました。大垣からは、ただ一人の選出だったからです。しかし、「ラグビーはチームの絆が大切なスポーツ。プレーしているうちに、自然に仲良くなった」と言うとおり、現在では、堂々とチームを引っ張っています。「つらい練習でも、自分が納得するまで何度も繰り返す」というほど努力を惜しまない姿が、チームの信頼を得ているのだと感じました。
 高校でもラグビーを続けていくという種田くん。「まずは、スタメンが目標。大学、社会人チームとステップを踏んで、ゆくゆくは日本代表になりたい」と明確な将来像を語ってくれました。

種田 健二くん3


◇VOICE◇

岐阜スクール選抜監督 氏家 隆さん

岐阜スクール選抜監督 氏家 隆さん

 県内他地域の選手が多い中、単身大垣を背負って練習に来てくれています。チームでは、頼れるフルバック、男気のあるムードメーカー役を担う主力選手です。
 技能面では、特に、キックの処理や相手を抜く技術に長けています。また、キックの精度も高いので、まさに「岐阜の五郎丸」といったところでしょうか。
 決して特別な子が選抜チームの選手になるわけではありません。大きな舞台は、地道に努力して練習を続けた先にあるものです。それを体現しているのが種田くんだと思います。決意と努力があれば夢は叶うということを、改めて感じさせてくれる選手です。

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