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つくしっ子通信 No.69

[2016年11月1日]

インフルエンザについて

例年、12月頃からインフルエンザの流行期に入ります。乳幼児や高齢者のいらっしゃるご家庭では特にご注意ください。

インフルエンザと“かぜ”は違うの?

通常のかぜは鼻やのどに症状が現れるのに対し、インフルエンザは、急に高熱(38~40℃)が出るのが特徴で、頭痛や関節痛、からだのだるさなど、症状が全身に及びます。

小さなお子さんの場合は、不機嫌になったり、動きが鈍くなったりします。また中耳炎を合併することがよくあります。

インフルエンザの予防法

☆   まず、周囲の大人が感染しないように注意しましょう。

(1) からだの抵抗力を高める

・ 十分な栄養と休養をとる  ・ ストレスをためない          

(2) ウイルスを寄せつけない

・ 人ごみを避ける     ・ マスクを着用する

・ 手洗いとうがいをする

・ 室内の適度な温度、湿度(60~70%)を保つ

手洗いのPoint!!

小さなお子さんだと手洗いを嫌がる事も多いかと思います。

ここでは、ご家庭でもできる手洗いの方法をいくつか紹介します。

(1)赤ちゃんの頃から散歩の後等に手を拭いて、手洗いを習慣づけましょう。

(2)手洗いの後、「きれいになったね。」と声をかけてあげましょう。  また、自分で手洗いができた時にはほめてあげましょう。

(3)お子さんの好きなキャラクターの石鹸を使うことや、手洗いの歌を歌い、子どもとご両親が楽しく手洗いができるようにしてみましょう。

 

例)きらきら星の替え歌

♪手のひら あらおう  ♪手のこう あらおう

♪指の間と       ♪親指 洗おう

♪手首も洗い      ♪よく流しましょう

(3) 予防接種

インフルエンザの予防接種は「任意接種」です。希望される方は、接種日・料金などかかりつけの医師にご相談ください。ワクチンの効果があらわれるまでに2~4週間かかるので、流行の1か月前まで(11~12月)に接種するのが効果的です。インフルエンザの発症をおさえるだけでなく、かかった時の重症化を防ぐ効果が期待できます。

昨シーズンからワクチン成分が変更され、A型ウイルス2種類とB型ウイルス2種類に対応して4価ワクチンになっています。このことから、より多くのウイルスへの効果が期待できます。

 

それでもかかってしまったら・・・体力を落とさない過ごし方を

熱があるときに、暖房で暖めすぎてしまうと熱がこもり、さらに熱が上がってしまいます。暖房を使用してもかまいませんが、大人が快適だと思う温度ぐらいまでにして様子をみましょう。脱水症にならないよう、こまめに水分を与え、尿・便の回数がいつもどおりかを観察しましょう。

たばこと妊婦・子どもへの影響

 たばこの煙には、ニコチンや一酸化炭素、発がん物質など200種類以上の有害な化学物質が含まれています。妊娠中に喫煙すると、おなかの赤ちゃんに十分な酸素や栄養がいきわたらなくなります。妊娠中の喫煙により子宮内胎児発育遅延がおき、母が喫煙していると出生時体重は約100g以上少ないことが環境省の大規模全国調査(エコチル調査)でわかりました。

 また、出生体重の少ない子ほど、将来、肥満になりやすく、また高血圧や糖尿病などの成人病を発症しやすい、という報告もあります。妊娠中の喫煙が子どもの将来の健康まで悪影響を与えてしまいます。

10人に1人が未熟児に…!

 妊婦が喫煙すると胎児の成長に影響し、出生時の身長・体重が減少するだけでなく、出生後の身体発育も悪化することが明らかになっています。

 これまでの研究報告等を総合すると、幼児期あるいは思春期の小児において、身長の伸びが0.7cm~2.0cm程度減少すると言われています。

 

たばこと脳への影響

妊娠中の喫煙の最も深刻な害の1つは、胎児の脳を傷つけることです。喫煙する妊婦から生まれた子どもは、喫煙しない妊婦から生まれた子どもに比べて脳の発達が劣る傾向があります。

 これは、胎児期の脳が低酸素状態に置かれたり、さまざまな化学物質にさらされるためと考えられています。

たばこと乳幼児突然死症候群(SIDS)

 

赤ちゃんが何の前ぶれもなく突然、死亡してしまう乳幼児突然死症候群(SIDS)の最も大きな要因の1つがタバコです。両親が喫煙している場合と喫煙していない場合では、発生率は4.7倍です。

妊娠中にタバコを吸うと、胎児の肺がきちんと形成できず、神経伝達が欠如しやすくなります。うつぶせ寝で口が塞がり、苦しくなると一生懸命に呼吸をしようとするはずですが、反応が遅れてしまい、上手く呼吸できない状態になります。

日本でも年間数百人が犠牲となっています。

 

お子さんをたばこから守って!

たばこの誤飲事故は6か月~1歳5か月の子どもに集中しておきています。たった1本だけで子どもの致死量となります。

子どもをたばこの害から守るためには、親の禁煙が一番の方法です。有害物質を含んだ煙は、たとえ目に見えないくらい薄くなっても人の健康に影響を及ぼします。空気清浄機は、タバコの臭いは取り除けても有害物質の除去には効果ありません。喫煙した親の衣類についた煙からも影響があり、喫煙者の息からも有害物質が出ています。こどもを受動喫煙から守るためには、タバコをやめるしかありません。

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