ページの先頭です

障がい者サポーター制度 まもなくスタート! だれもが安心して暮らせるまちに (平成28年12月1日号)

[2016年12月1日]

 障がいの有無に関わらず、だれもが安心して暮らすためには、互いに支え合い、理解し合うことが大切です。皆さんは、まちなかで白い杖を持った人や、車いすに乗った人が困っている場面に立ち会ったことはありませんか。そのとき何か手助けができましたか。
 市は、障がいのある人に手助けをする人の輪を広げるため「障がい者サポーター制度」を始めます。今回の特集では、同制度を中心に、市の障がい福祉制度などを紹介します。
 詳しくは、障がい福祉課(TEL 47-7298)へ。

障がい者サポーター制度

◆障がい者サポーター制度って何?
 障がいと一言で言っても、その特性は幅広く、困っていることもそれぞれです。
 「障がい者サポーター制度」の目的は、市民の皆さん一人ひとりが、多様な障がいについて理解を深め、障がいのある人の社会参加を後押しできるような“心のバリアフリー”を推進することです。
 この制度では、障がいの特性や配慮を理解し、必要な手助けを実践する人を「障がい者サポーター」として認定します。
 サポーターにはグッズが交付され、それを身に付けることで、障がいのある人は困ったときに声をかけやすくなります。
 また、個人だけではなく企業や団体も「障がい者サポート企業・団体」として認定し、認定証とシールを交付します。
 サポーターの輪が広がることで、障がいのある人もない人も、だれもが安心して暮らせるまち大垣の実現を目指します。


◆「障がい者サポーター」になるには・・・
 サポーターになるには、専門的な知識などは不要ですが、市が実施する1時間程度の研修会への参加が必要です。その後、登録申請を行うことで、サポーターとして認定され、グッズが交付されます。
 サポーターの皆さんには、次のような活躍が期待されます。

 ◇障がいや障がい者について積極的に理解する
 ◇暮らしの中で障がいのある人に対して配慮する
 ◇障がい福祉に関するボランティアやイベントなどへ参加する
 ◇家庭、職場、学校など、地域社会でサポーター制度を広める

 研修会は、「障がい者サポーター制度」発足記念講演会(詳細は下記)を皮切りに、年間を通じて随時開催する予定です。


◆「障がい者サポート企業・団体」になるには・・・
 次の事項のうち、2つ以上に該当する企業・団体を、申請により「障がい者サポート企業・団体」に認定します。
 
(1)「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める法定雇用率を超えて障がい者を雇用していること
(2)事業所や店舗のユニバーサルデザイン化を推進していること
(3)従業員や職員の3分の1以上が障がい者サポーターの登録をしていること
(4)障がい者施設の商品の購入または販売場所の提供など、障がい者施設の販路拡大に大きく寄与していること
(5)障がいのある人を支援する取り組みや、障がい福祉に関する市民の理解を促進する取り組みを実施していること
(6)そのほか、障がい福祉に資すると認められる取り組みを実施していること

 サポーター企業・団体には、次のような活躍が期待されます。

 ◇障がいのある人が働きやすいと感じる職場環境の整備
 ◇バリアフリーな施設の整備やスタッフの育成
 ◇障がい福祉施設と連携した商品開発・販売


◆「障がい者サポーター制度」発足記念講演会<参加無料>
【とき】1月14日(土) 13時30分~15時30分
【ところ】総合福祉会館5階ホール

・内容 : 日本ユニバーサルマナー協会の岸田ひろ実さん=写真=による「バリアバリューから人生を変える~障がいをマイナスから価値へ~」と題した講演会と、障がい者サポーター研修会
・定員 : 200人(先着順)
・備考 : サポーター登録した人には、バッジなどのグッズを交付します
・申込 : 障がい福祉課(TEL 47-7298)へ

岸田ひろ実さん

◆VOICE
 大垣視覚障害者福祉協会の会長で、自身も視覚障がいのある林さんに話を伺いました。
 また、西部中学校では、同協会会員による講話があり、参加した生徒にも話を伺いました。

【大垣視覚障害者福祉協会会長 林富美子さん】

林富美子さん

◎日常で困る場面は?
 視覚障がいで特に困ることは、読み書きと移動です。
 日本語には同音異義の漢字がたくさんあり、皆さんは漢字を見ることで意味を知ることができます。しかし、私たちが読む点字には、漢字での区別が無いため、どんな意味かが分からないときがあります。
 移動では、点字ブロックで「止まれ」を示すのが、横断歩道なのかバス停なのか区別がつかなくて困ります。また、せっかく案内していただくときも、白杖を持たれると不安になるので、皆さんの腕や肩につかまらせてほしいです。

◎障がい者サポーターとして、私たちは何をすればいいですか?
 皆さんから、障がいのある人とどのように接していいか分からない、という話をよく聞きます。
 私たちとしては、困っている素振りが無くても、気軽に話しかけてもらえればと思っています。ひょっとしたら困っているかもしれません。声を掛けてもらえると、何か行動するにも楽ですし、いろいろと話ができて明るい気持ちになります。
 障がい者サポーターの人はもちろん、そうでない人も気軽に話しかけてくれることで、私たちも皆さんと同じような生活ができたらと思います。

視覚障がいのある人の話を真剣に聞く中学生

視覚障がいのある人の話を真剣に聞く中学生


【西部中学校3年 山本夏希さん】
山本夏希さん

◎視覚障がいのある人の講話を聞いて
 視覚障がいのある人から、日常生活や点字のことを聞いたほか、私たちがどのように補助をしたらよいかを教えていただきました。
 特に印象に残ったのは、目が見えないという身体的な悩みより、自分がやりたいと思っていた夢がかなえられなくなる、という精神的な苦悩が大きいという話でした。そのことは、私たちが普段生活している上で、決して想像もつかないことでした。
 今までは視覚障がいのある人に接する機会が少なかったですが、今後社会に出ると、その機会があると思います。その時は、今回学んだことを思い出しながら、積極的にサポートしたいと思います。


◆ご存知ですか? 障害者虐待防止法
 障がいのある人へのサポートのほかにも、私たちが日ごろから気をつけていなければならないことがあります。それが、障がいのある人に対する虐待です。
 障害者虐待防止法(障害者虐待の防止、障害者の擁護者に対する支援等に関する法律)には、「何人も障害者に対し、虐待をしてはならない」と明記され、虐待に気付いた人の通報義務が法律に定められています。

◎虐待のサインを見逃さない
 身体のあざや傷、不自然なけが、おびえた様子などのサインを見逃さず、日頃の様子を注意深く観察することが大切です。
 虐待はどこの家庭でも起こる可能性があります。家族や支援者が自覚のないまま虐待をしていたり、反対に、障がいのある人自身が虐待を受けている認識がないこともあります。

[どういったことが虐待になるの?]
 ・身体的虐待(殴る蹴る、体の自由を奪うなど)
 ・心理的虐待(ののしりや無視など)
 ・性的虐待(性的ないやがらせなど)
 ・放棄・放任(介助をしないなど)
 ・経済的虐待(年金、賃金、財産を取り上げるなど)

◎虐待では?と思ったら・・・
 市は、障がい福祉課内に障がい者虐待防止センターを設置し、虐待の防止と早期発見、家族などへの支援に努めています。通報や届出、支援の相談は、障がい者虐待防止センターへご連絡ください。

◇大垣市障がい者虐待防止センター(TEL 73-0202)


◆就労に役立つ障がい者就労セミナー
 障がいのある人を雇用する企業の人事担当者や、就労をサポートする支援機関職員による、障がいのある人の就労に役立つ講演会を開催します。

・対象 : 就労を希望する障がいのある人やその家族、支援機関に勤める人
・とき : 1月18日(水) 午後1時30分~4時
・ところ : 情報工房2階会議室4
・講師 : (株)バローホールディングスの梅村克利さんと、岐阜障害者職業センターの吉田真也さん
・定員 : 50人(先着順)
・申込 : 障がい者就労支援センター(総合福祉会館内、TEL 78-8186、ファックス 77-5511)へ


◆障がい者(児)のための 在宅・施設サービス
 障がいの種別(身体障がい・知的障がい・精神障がい・難病)にかかわらず、必要に応じて在宅や施設でのサービスを受けられます。

【居宅介護(ホームヘルプ)】
 自宅での入浴・排せつ・食事の介護などを行います。
【重度訪問介護】
 重度の障がいにより、常に介護を必要な人に、自宅で入浴・排せつ・食事の介護、外出時の移動支援などを総合的に行います。
【行動援護】
 自己判断能力が制限されている人が行動するとき、危険を回避するために必要な支援、外出支援を行います。
【同行援護】
 視覚障がいにより移動に著しい困難を有する人に、外出支援を行います。
【短期入所(ショートステイ)】
 自宅で介護する人が病気の場合などで、短期間、夜間も含め、施設で入浴・排せつ・食事の介護などを行います。
【療養介護】
 医療と常時介護を必要とする人に、医療機関で機能訓練、療養上の管理、看護、介護および日常生活の世話を行います。
【生活介護】
 常に介護を必要とする人に、昼間、入浴・排せつ・食事の介護を行うとともに、創作的活動や生産活動の機会を提供します。
【施設入所支援(障害者支援施設での夜間ケア等)】
 施設に入所する人に、夜間や休日、入浴・排せつ・食事の介護などを行います。
【自立訓練(機能訓練・生活訓練)】
 自立した日常生活や社会生活ができるよう、一定期間、身体機能または生活能力の向上に必要な訓練を行います。
【宿泊型自立訓練】
 知的または精神障がいを有する人に対して、日常生活能力の向上に対する支援、生活などに対する相談・助言を行います。
【就労移行支援】
 一般企業などへ就労を希望する人に、一定期間、就労に必要な知識や、能力の向上のために必要な訓練を行います。
【就労継続支援(A型=雇用型、B型=非雇用型)】
 一般企業などでの就労が困難な人に、働く場を提供し、知識や能力の向上のために必要な訓練を行います。
【共同生活援助(グループホーム)】
 夜間や休日、共同生活を行う住居で、相談や入浴・排せつ・食事の介護などの援助を行います。
【児童発達支援】
 療育が必要な未就学児に、日常生活における基本的な動作の指導、集団生活への適応訓練などの支援を行います。
【医療型児童発達支援】
 肢体に不自由があり、理学療法などの機能訓練や医療的な管理のもとに支援が必要な障がい児に、児童発達支援と治療を行います。
【放課後等デイサービス】
 療育が必要な就学児に、生活能力向上のために必要な訓練や、社会との交流の促進などの支援を行います。
【保育所等訪問支援】
 保育所などを訪問し、障がい児に対して、障がい児以外との集団生活に適応できるように、専門的な支援を行います。

ご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

(注意)お答えが必要なお問合せは、直接担当部署へお願いいたします(こちらではお受けできません)。


ページの先頭へ戻る