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市長のかがやきメール

[2010年11月15日]

昼飯大塚古墳の整備

大垣市長 小川 敏

 昼飯大塚古墳は、昼飯町大塚にある岐阜県最大の前方後円墳です。4世紀後半に造られたとされ、墳丘の長さは150メートルもあります。
 平成6年度から本格的な発掘調査を実施し、後円部、前方部ともに三段に築かれていたことが分かり、埴輪列や古墳の斜面を覆うように並べられた葺石などが見つかりました。また、鉄製の剣や刀、石製品なども数多く出土し、当時のこの地域の歴史や文化を探る上で、極めて重要な古墳であると言えます。平成12年(2000年)には国の史跡に指定されました。
 しかし、長い年月にわたる風雨や植生の影響により墳丘は浸食を受け、宅地化によって後円部の一部が削り取られるなど、その変形は著しくなっていました。その一方で近年、住宅密集地における緑地としてとらえられ、動植物の生息空間として存在していました。
 そこで、地域の皆さんの古墳とのかかわりと景観を保ちつつ、「歴史公園」として後世に保存継承していくことにしました。昨年度から墳丘の修復などの整備を進めており、平成25年(2013年)春に完成させる予定です。後円部南側の一部は、埴輪列や葺石などを復元し、築造当時の姿を再現します。
 葺石の復元作業には、市民の皆さんにもご参加いただくなど、皆さんに愛される公園にしていきたいと思います。

昼飯大塚古墳整備イメージ

昼飯大塚古墳整備イメージ


(平成22年11月15日号)

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