平成29年度プレスクール「きらきら教室」を開講しました!
- [2018年2月2日]
- ページ番号 38520
大垣市では、小学校入学前の外国人児童を対象とした平成29年度プレスクール「きらきら教室」を、平成29年11月11日(土)、大垣市立北幼保園で開講しました。本事業は今年度で6年目となります。
当日は、開講式に合わせ第1回集団指導も行い、子どもたちには日本語の指導や学校生活の体験、保護者には日本の学校ルールの説明などを行いました。この集団指導はあと4回開催予定です。
また、各保育園等を巡回して、子どもたち一人ひとりに語い指導を行っていきます。
「きらきら教室」の様子
開講式では、大垣市かがやきライフ推進部長があいさつを行い、小学校に入学する前に、プレスクールで準備することの大切さなどを話しました。
その後、指導者と受講する子どもたちが紹介され、いよいよ「きらきら教室」のスタートです。
子どもたちの日本語学習の様子です。
みんな元気いっぱい手を挙げて、先生からの質問に答えていました。
その後、学校に持っていっていいもの、だめなものを確認しました。
教科書、まんが、ゲームなどいろいろな絵が描かれた紙から、学校に持っていっていいものだけを選んで、ランドセルの絵に貼り付けます。
みんな真剣に取り組みました。
保護者の皆さんには、大垣市教育委員会の職員が、日本の学校制度と保護者の家庭での役割について説明しました。
特に、日本の小学校教育の特徴や、必要な経費について詳しく話し、「日本の小学校は無償と聞いていたけど、違うことが事前にわかってよかった。」と驚いて話す保護者もありました。
続いて、子どもたちと保護者の親子学習の時間です。
鉛筆の正しい持ち方と、ひらがなや数字の書き方を指導し、特に書き順に気を付けるように注意しました。
誤った書き順で書いていた保護者は、「正しい書き順で書けば、字がきれいになることがわかった。子どもがきれいな字を書けるように、自分も気を付けたい」と感想を漏らしていました。
最後に、大型絵本「だるまさんが」の読み聞かせを行いました。
子どもたちは絵本の前に集まり、指導者のリズムに合わせて一緒に大きな声で読んでいました。