シリーズ景観遺産 (平成30年2月15日号)
- [2018年2月15日]
- ページ番号 39544
市が指定した「大垣市景観遺産」76件の魅力を順次、紹介しています。
◆岐島屋百貨店(墨俣町墨俣200番地)
◆岐島屋百貨店(墨俣町墨俣200番地)

昭和5年以前から現在地において営業している商店で、建物の西半部が二階の軒高が低い「つし二階建て」、建物の東半部が軒高の高い「本二階建て」の二棟の建物からなっています。本二階部分では袖壁を設け、今では珍しい模様が入ったすりガラスや表面が波打つ古いガラスが用いられるなど、近代の時代性を表す意匠が特徴的です。旧脇本陣の並びにあり、近世以来の商家の趣を伝えて墨俣の街並み景観に重要な存在です。
◆藤古川堤防の桜(上石津町牧田)
◆藤古川堤防の桜(上石津町牧田)

牧田川に合流する藤古川の堤防は、古くて立派な桜並木となっており、春になると堤防の桜が大変見事です。東海自然歩道にも指定されており、川と桜並木、水田、さらに奥に見える伊吹山を含めて、とてものどかで雄大な雰囲気をつくりだし、市民にも広く親しまれています。