節目の年、華やかに　(平成30年11月1日号)

　市は10月6日、「市制100周年記念式典」をスイトピアセンター文化ホールで開催しました。
　式典は、小川市長の式辞や石川市議会議長、田中記念事業実行委員長のあいさつでスタート。その後、市が新たに制定した「市の昆虫『ホタル』」・「市の花木『ハナミズキ』」の発表や、大垣の近未来を描いたアニメ「いつか会えるキミに」の上映などが行われました。
　またこの日は、大垣の未来を担う子どもたちも大活躍。大垣市児童会・生徒会連盟が中心となって作成した「子どもの誓い」の発表では、生徒4人が代表し、自然や伝統を守り、次の世代につないでいくことなどを誓いました。また、興文中学校の生徒による「おおがきの歌『これまでからこれからへ』」の合唱披露や宇留生幼稚園の園児らも加わり、参加者全員で「おおがきの歌」の大合唱が行われました。
　式典の終わりには、小川市長が「夢と希望にあふれた未来に向けて、ともに羽ばたいていきましょう！」と次の100年への思いを述べ、最後は参加者全員でこぶしをかかげ、さらなる飛躍と発展に向けて決意を新たにしました。

　10月7日には、大垣駅通りを中心に「十万石まつり『おおがき大パレード』」が開催されました。
　さまざまな団体約5,000人によるメインパレードや東京ディズニーリゾート35周年スペシャルパレードなどが繰り広げられ、沿道にはたくさんの見物客が詰めかけました。
　また、パレードには、全国から「大垣」姓の皆さん約100人が参加。北海道から愛媛県まで16都道府県の“大垣さん”が駆けつけ、祝祭ムードを盛り上げました。
　そのほか、神輿の練り歩き＝写真下＝や鉄砲隊の演武など恒例の催しも行われ、華やぐ駅通りは、約30万人の来場者でにぎわいました。

　10月14日には、「大垣祭軕特別曳揃え」が開催され、「大垣まつり」のきらびやかな全13両の軕が大垣駅通りにずらりと並びました。
　新大橋の掛芸では、各軕が順番にからくり芸や子ども舞踊を披露。菅原軕の文字書きからくりでは、人形が「祝市制百周年」と書き上げると、見物客からは大きな拍手が沸き起こるなど、節目の年をたくさんの市民らとともに祝いました。またその後、全軕が駅通りに一列に並び、それぞれが趣向を凝らした芸を披露しました。

　10月20・21日には、ソフトピアジャパンエリア一帯で「おおがき未来フェスティバル」が開催されました。ソフトピアジャパンセンタービルでは、日本初の映像技術である「3D×3Dプロジェクションマッピング」が上映され、たくさんの観客が大垣をイメージした映像や立体的に見える3D映像を鑑賞しました＝写真＝。

　また、情報工房では、ロボットの製作教室や操作体験などが行われたほか、総合体育館や三城公園には全長11メートルの巨大ロボット「カブトムRX-03」や、リアルな造形で再現された恐竜ロボットなどが登場。大迫力のロボットに大興奮の子どもたちは親子で写真を撮ったり、実際にロボットに搭乗したりして楽しみました。
　そのほか、「おおがき未来ステージ」では、音楽ライブなどもあり、多くの来場者が多彩な催しを楽しみました。

　これからも、市民提案や高校生提案の事業をはじめ、多彩な市制100周年記念事業を開催し、市民一丸となって、節目の年を盛り上げていきます。
　記念すべき今年が、一人ひとりの心に残る1年となるよう、100年に一度のビッグイベントとして今後も続く記念事業にぜひ参加していただきまして、ともに未来へはばたく年にしていきましょう。
　同事業の詳細については、市制100周年記念サイトをご覧いただくか、市制100周年記念事業推進室(TEL 47-8547)へ。

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