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移住・定住 特集 大垣暮らし物語 (平成31年2月15日号)

  • [2019年2月15日]
  • ページ番号 44139
 市では、市民をはじめ、移住希望者に興味を持ってもらおうと、子育て支援や教育などの充実を図り、市の魅力拡大・発信に努めています。
 そこで今回の特集では、実際に大垣へ移住してきた2組の家族を通して、大垣の魅力を再発見するとともに、移住を考えている人に活用してもらいたいサービスや制度の一部を紹介します。

【移住・定住について詳しくは…】
・市内全域について : 都市プロモーション室(TEL 47-7681)
・上石津地域について : 上石津地域事務所地域政策課(TEL 45-3113)

≪大垣は住み良いところ≫
~首都圏のみなさんが選ぶ 移住先選択の条件ランキング~

◆1位(60.8パーセント)
◎就労の場がある
・大垣市は、本社機能をもつ上場企業8社(社数県内2位)をはじめ、中小企業が多い産業都市。

◆2位(33.4パーセント)
◎自然環境が良い
・大垣市は、大垣城や大垣公園など自然豊かな公園が市内に点在。上石津地域では大自然を味わえる。

◆3位(26.6パーセント)
◎居住がある
・大垣市は、名古屋市や岐阜市と比較し、不動産価格が割安。空家バンクも完備しサポート体制が充実

◆4位(18.6パーセント)
◎交通の便が良い
・大垣市は、電車・高速道路が通り、東西の主要都市圏へのアクセスも便利。

・出典:NPO法人ふるさと回帰支援センター 移住先選択の条件(優先順位2017)


中村さん家族

 昨年5月に、名古屋市から子育て環境を求めて移住してきた中村さん家族。移住を検討する際、自然環境や子育て施策、ゴミの出し方まで、徹底して各市町村を比較したという。「自然に囲まれ、静かな環境なのに何でも便利。子育てサービスも充実していて、子育て環境に最適」と大垣市への移住を決断した。
 その中でも、全国的にも珍しい“18歳まで医療費無料”は、子育てに安心感を与えてくれるという。また、交通の便が良いので、実家(名古屋市)からのヘルプを受けやすいことも選択理由だそうだ。移住後に、市内の企業への転職を決めた泰大さんは、「転職前は、残業が多くて。今の会社は理解もあり、毎日子どもをお風呂に入れられる時間に帰れます」と満足そうに話してくれた。

 キッズピアおおがきで家族団らん

キッズピアおおがきで家族団らん

 「この施設は、どこからでも、遊んでる子どもたちが確認できるから安心」と話す晴香さんは、週に2・3回はキッズピアおおがきを利用している。この地域に知り合いがいなかった彼女にとって、やさしく地域の情報を教えてくれるスタッフは心の支えにもなったという。


バスチケットを持ってお出かけ♪

バスチケットを持ってお出かけ♪

  市内の移動手段として、晴香さんがよく活用するのが、バス運賃が無料になる“親子お出かけバスチケット”。「私、運転免許が無くて。でも、このチケットでどこでも行けます。ほんと、大垣って便利ですね!」。アクティブに活動する中村さん家族は、大垣市での子育てライフを満喫している。



【支援する人の声】
キッズピアおおがき交流サロン運営受託者NPO法人くすくす理事長

キッズピアおおがき交流サロン運営受託者NPO法人くすくす理事長
 安田 典子さん

 大垣に移住された子育て家族が、まず不安になるのが、以前のまちにあったサービスが大垣にあるかどうかです。無い場合は、それに近いものは何か、困りごとは何かなど、ニーズを把握し、分かりやすく説明することを心がけています。また、孤独感を感じないように、ママ友などを作ってもらうための交流会なども開催しています。



奥谷さん夫婦

移住するきっかけとなった“薪”を持つ奥谷さん


 上石津に移住し2年と半年が過ぎた奥谷さん夫妻。東京では音楽業界で働いていた康裕さんは、「薪で地域を元気にする」という上石津にある会社の理念に共感し転職を決めた。「移住に向けて、いろんな町の移住体験ツアーに参加しました。もちろん上石津も。それで一目惚れしちゃって」と、はにかむ摂子さん。里山の景色はもちろん、名古屋まで1時間と近く、便利なアクセスに惹かれたという。「でも、一番の理由は何と言っても“人”。行政も地域住民も先輩移住者も、すべてがウェルカムな雰囲気の町って、なかなかないんですよ」。力強く語った康裕さんは、自ら手にする薪を使って、この地で産業を育て、自分を受け入れてくれた上石津に恩返しがしたいと考えている。

定期的に移住者同士で交流を図る奥谷夫妻

定期的に移住者同士で交流を図る奥谷夫妻


 “虫が大きい”とか、“大雪が積もった”など、里山ならではの苦労はたくさんあるという。「でも、いつも周りの人が気にかけてくださるんです。大雪の時なんて、ブルドーザーで助けに来てくれるんです(笑)」。と、嬉しそうに話す二人は、“移住先選びは人ありき”だという。

空家も見学する移住体験ツアー

空家も見学する移住体験ツアー


 「都会に比べ地域のつながりが強い地方では、体験ツアーなどを通して、自分たちに合うまちかを事前に確認することが大切。そういう意味で、私たちはラッキーでした」と、夫婦そろって話してくれた。


【支援する人の声】
伊藤 芳さん

上石津まちづくり協議会移住定住プロジェクトリーダー
伊藤 芳さん

 私たちは、空家情報の提供や、移住者と地域とのつなぎ役をしています。
 上石津では、田舎特有の隣近所で助け合う文化があります。ですから、移住体験ツアーなどでは、地域住民とのふれあいを通して、相互理解できるよう努めています。移住後も、困りごとなどの相談も受け、地域に溶け込めるよう関わっていきます。

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