簡単！ダンボールコンポストで生ごみダイエット　(令和元年6月15日号)

　あなたが今捨てようとしている生ごみ。実は“ごみ”ではありません。
　生ごみを“ごみ”として燃やすのではなく、“資源”として有効活用してみませんか。今回は、そのひとつの方法として、ベランダでも手軽に始められる「ダンボールコンポスト」を紹介します。
　詳しくは、クリーンセンター(TEL 89-9278)へ。

■まずは出さない心がけを
　日本では、食べ残しや期限切れなどで生ごみとして捨てられてしまうものが、1人当たり毎日お茶碗1杯(約136グラム)になると言われてます。
　それほど大量に発生している食品ロスを減らすために、次の3つのことに心がけましょう。

　(1)食材を買いすぎない
　(2)料理を作りすぎない
　(3)食べ残さない


■生ごみをたい肥に変えるコンポスト
≪ダンボールコンポストとは≫
　家庭から出る生ごみを、ココピート(天然資源の土壌改良材)などの機材とともに厚手のダンボール箱に入れ、かき混ぜるだけで自然界の微生物が生ごみを分解してくれます。
　においも少なく、4か月ほどで自家製たい肥の完成です。

≪たい肥で野菜を作ろう！！≫
　自家製たい肥は、家庭菜園やガーデニングに利用できます。生ごみから野菜へと、自然のリサイクルを家庭内で体験してみませんか。
　集合住宅などでたい肥の利用が難しい方は、自家製たい肥を新しい機材や「ぐるりん野菜」と名付けたコンポスト育ちの野菜と交換できます。
　詳しくは、大垣市環境市民会議(TEL 82-1761)へ。

■「始めてみたい！」と思ったら
　大垣市環境市民会議では、ダンボールコンポストを始めてみたい人や、すでに始めている中で困ったことや悩みがある人を対象として各種講座や相談会を開催しています。また、相談は随時受け付けています。
　講座の申し込みや相談・補助制度についてなど詳しくは、平日の午前10時30分～午後4時30分に、同市民会議(TEL 82-1761)へ。