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あしあと

    人権について考える 高齢者の人権 (令和3年2月1日号)

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    • ページ番号  52366

     わが国では、平均寿命の大幅な伸び(男性81.41歳、女性87.45歳:令和元年現在)や少子化を背景として、人口のほぼ4人に1人が65歳以上の高齢者になっており、今後さらに高齢化が進むことが予想されます。こうした背景から、国は、平成8年に「高齢社会対策大綱」を策定し、改定を重ねながら、さまざまな施策を進めています。
     高齢社会では、高齢者の働く機会の少なさから生じる経済的自立の困難や、高齢者世帯を狙った悪徳商法やニセ電話詐欺による被害、家族の介護疲れによる高齢者への虐待や介護放棄などの問題が発生しています。
     こうした問題を解決し、高齢者の生活と尊厳を守るためには、私たち一人ひとりが、高齢者の果たしてきた社会的役割の重要さや、加齢に伴う肉体的・精神的衰え、不安などを正しく理解・認識することが必要です。
     現在の日本は、世界で最も高齢化率(総人口に占める高齢者の割合)が高いとされています。いま一度、高齢者の人権について考え、高齢者が生きがいをもって活躍でき、安心して暮らすことのできる社会の実現を目指しましょう。
     詳しくは、人権擁護推進室(TEL 47-8576)へ。

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