シリーズ第9回 あなたのひと声が安心につながる~障がいについて知ることからはじめましょう~ (令和4年2月15日号)
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街中でヘルプマークを身に着けている人を見かけたことはありませんか。ヘルプマークは障がいがある人や難病の人、妊娠初期の人などが身に着けることで、支援を必要としていることを周囲に知らせることができるマークです。ヘルプマークを身に着けている人が困っているときは、積極的な声かけやサポートをお願いします。
今回はシリーズ第9回として、「高次脳機能障がいがある人」に対する配慮が必要な場面や、サポート方法についてお伝えします。
詳しくは、障がい福祉課(TEL 47-7162)へ。
≪高次脳機能障がいがある人≫
高次脳機能障がいとは、脳卒中などの病気や交通事故などによって脳に損傷を受けたことで生じる言語や記憶、注意などの認知機能の障がいをいいます。新しいことを覚えるのが苦手であったり、優先順位が決められず、見通しを立てた行動が難しくなったりします。
◆配慮が必要な場面・・・困っている様子のとき、同じことを何回も聞かれるとき、何かを頼むとき、説明をするときなど
◆サポート方法
・何かを頼むときや説明をするときは、ゆっくり、分かりやすく、手順書を利用するなど、具体的に話します
・メモに書いて渡したり、図やイラストを使って伝えることや「日課をシンプルにする」など、障がいがある人の周りの環境を調整することも有効です
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