麻しん(はしか)に注意しましょう
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麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について
岐阜県在住の20歳代の女性1名が、麻しんに感染したことが判明しました。
また、他人に感染させるおそれがある期間(3月15日〜20日)に接触者が特定できない施設を利用していたことが分かりました。

麻しん(はしか)について

症状等
潜伏期間は通常10~12日間であり、発熱、咳、鼻汁、結膜充血などの症状が現れます。2~3日発熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。

感染経路
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われており、感染する時期は、発症の1日前から解熱後3日までとされています。また、空気中での麻しんウイルスの生存期間は2時間以内とされています。
免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

潜伏期間
約10日~12日間

治療
特異的な根治治療はなく、対症療法を行います。

予防方法
ワクチンの効果が非常に高く、ワクチン接種を受けた人の95%以上が免疫を獲得します。麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)は定期予防接種の対象とされています。対象となる方は、接種期間に適切に予防接種を受けましょう。

留意事項
麻しんを疑う症状があった場合は、速やかに保健所に連絡するとともに、医療機関を受診する際は必ず受診前に医療機関に連絡し、麻しんを疑う旨を伝えた後、医療機関の指示に従い受診してください。
また、受診の際は、周囲に感染を拡げないよう公共交通機関の利用は避けてください。
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