人権について考える　同和問題・部落差別　(平成30年2月1日号)

　皆さんは、同和問題(部落差別)を知っていますか。
　同和問題は、特定の地域出身であることや、そこに住んでいることを理由に差別を受ける、日本固有の重大な人権問題です。
　現在でも、結婚や就職をはじめさまざまな場面で心理的差別として表れ、インターネット上では、差別的な書き込みがされるなどの問題も起きています。今なお、私たちに身近な問題といえます。
　この問題については、「そっとしておけば、そのうちになくなる」という意見もありますが、むしろ、人権意識は抑えられ、自分には関係ないとする態度やこの問題を遠ざけようとする意識が生まれ、結果的に、差別や偏見を助長することにつながります。
　私たち一人ひとりが、同和問題についての誤った知識や偏見をなくし、正しく理解することで、差別や偏見のないまちにしていきましょう。
　詳しくは、人権擁護推進室(TEL 47-8576)へ。