ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

このページを一時保存する

スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置

平成30年度 市の財政状況 (令和元年10月15日号)

  • [2019年10月15日]
  • ページ番号 47255

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

現本庁舎と建設中の新市庁舎写真

現本庁舎と建設中の新市庁舎


 市は、市民の皆さんに市財政の実態を知っていただくため、毎年2回財政状況を公表しています。本紙面では、平成30年度の財政状況についてお知らせします。
 この公表により、市財政はどのように運営され、税金はどのように使われているのかなどをご理解いただき、より良い大垣市をつくるため、市民の皆さんにご協力をお願いするものです。
 平成30年度は、今後の長期的な市政運営の指針となる「大垣市未来ビジョン」の初年度として、第1期基本計画に掲げた「安心できるまちづくり」「元気があるまちづくり」「楽しく子育てができるまちづくり」の3つの未来創造戦略を積極的に推進したほか、市制100周年を記念して1年を通じて多彩な事業を展開しました。
 財政状況について詳しくは、市HPまたは財政課(TEL 47-8296)へ。
 
 
≪一般会計≫
 平成30年度の一般会計の決算は、下グラフのとおりで、収入額が617億5,478万円、支出額が591億8,895万円となりました。
 平成29年度と比較した伸び率は、歳入が3.6%増、歳出が3.2%増となっています。
 歳入のうち、市税収入が277億832万円と全体の44.9%を占めており、平成29年度と比較すると3億4,566万円、1.3%増で、主なものでは、法人市民税が4億2,200万円、19.0%増、固定資産税が9,452万円、0.8%減となっています。
 歳出の主なものは、社会福祉・高齢者福祉・児童福祉などの経費である民生費が35.1%と最も多く、次いで、窓口サービスや防災などの経費である総務費が18.5%となっています。
 平成29年度決算額に比べ、新庁舎建設事業費(27億7,483万円増)、三城幼保園建設事業費(4億5,099万円増)、民間保育施設等整備事業費(3億9,836万円増)などが増加した一方で、クリーンセンター焼却施設長寿命化事業費(8億3,773万円減)、養老線支援基金積立金(8億1,954万円減)、大垣駅南街区市街地再開発事業費(1億9,192万円減)などが減少しました。
 


完成した三城幼保園写真

完成した三城幼保園

歳入のグラフ
歳出のグラフ
おがっきぃ・おあむちゃん

≪特別会計≫
 特別会計の決算は、下表のとおりです。
 特別会計全体では、予算総額573億1,810万円に対し、収入額が588億4,141万円で、収入率102.7%、支出額が530億100万円で執行率92.5%です。
 

市の財政状況<特別会計>
会計名 収入額 収入率(%) 支出額 執行率(%)
物品調達 695万円 93.9 576万円 77.8
公共用地先行取得事業 3億1,766万円 100.0 3億1,766万円 100.0
国民健康保険事業 183億250万円 112.6 154億5,368万円 95.1
国民健康保険直営診療施設事業 4,161万円 84.9 4,154万円 84.8
後期高齢者医療事業 19億8,096万円 99.5 19億2,136万円 96.5
介護保険事業 148億5,120万円 106.8 131億9,221万円 94.8
簡易水道事業 1億3,718万円 86.8 1億3,718万円 86.8
市行造林事業 5,104万円 91.8 5,104万円 91.8
公設地方卸売市場事業 9,642万円 99.3 9,642万円 99.3
公共下水道事業 56億8,039万円 97.2 56億8,039万円 97.2
特定環境保全公共下水道事業 2億5,568万円 96.7 2億5,568万円 96.7
農業集落排水事業 7,763万円 91.7 7,763万円 91.7
駐車場事業 1億241万円 115.6 7,947万円 89.7
競輪事業 169億3,149万円 93.1 156億8,627万円 86.2
牧田財産区 366万円 126.2 282万円 97.2
一之瀬財産区 61万円 203.3 7万円 23.3
時財産区 402万円 201.0 182万円 91.0
588億4,141万円 102.7 530億100万円 92.5

≪企業会計≫
 病院事業では、電子内視鏡装置や生体情報モニタリングシステムなどの整備・更新により、検査・手術体制の充実強化を図りました。
 水道事業では、配水管の布設・布設替や、南部水源地計装設備更新工事、赤坂水源地1号配水ポンプ用インバータ更新工事などを行いました。
 

市民病院の電子内視鏡装置写真

市民病院の電子内視鏡装置

市の財政状況<企業会計>
会計名 項目 収入額 前年比(%) 支出額 前年比(%)
病院事業 収益的 337億6,640万円 101.3 328億7,530万円 100.7
資本的 3億2,616万円 109.3 22億6,968万円 139.3
水道事業 収益的 23億1,524万円 101.2 19億3,747万円 103.9
資本的 1億1,586万円 144.8 12億6,438万円 96.2
※資本的収支の差引マイナス分は、留保資金や積立金等で補われます。

◆基金の状況
 基金は、家計に例えると、預貯金にあたります。
 平成30年度末の一般会計と特別会計を合わせた基金現在高は、前年度より7 億7,771万円増の160億4,047万円(市民1人当たり9万9,440円)となりました。
 財源の年度間調整のための積み立てにより、財政調整基金は6 億590万円増となりました。
 その他目的基金の公共施設整備基金は、新庁舎の建設のため4億円を取り崩しました。また、競輪場施設の再整備のため競輪事業施設等整備基金に3億9,970万円を積み立てました。
  
【基金別の状況】
・財政調整基金 55億4,230万円
・減債基金 10億5,675万円
・その他目的基金(公共施設整備、水都大垣ふるさと応援、養老線支援、国民健康保険基金など) 94億4,142万円
 
◆市債の状況
 平成30年度末の一般会計・特別会計・企業会計を合わせた市債現在高は、前年度より5億7,899万円増の1,142億7,184万円(市民1人当たり70万8,408円)で、一般会計では新庁舎建設事業や臨時財政対策債の借り入れなどにより、前年度より23億7,776万円増の649億4,773万円(市民1人当たり40万2,632円)となっています。なお、地方交付税の原資が不足する国の代わりに、市が借り入れを行う臨時財政対策債の平成30年度末残高は265億192万円と一般会計市債現在高の40.8%を占めています。

 


◆市債現在高の推移◆

市債現在高の推移

市民1人当たりは、平成31年3月31日現在の住民基本台帳人口161,308人で算出しています



Copyright (C) Ogaki City All Rights Reserved.