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糖尿病予防と新型コロナウイルス感染症予防 (令和2年11月15日号)

  • [2020年11月15日]
  • ページ番号 51636

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 糖尿病は、血液中の糖(ブドウ糖)が多い高血糖状態が続き、全身の血管が傷ついていく病気で、動脈硬化や網膜症、腎症、神経障害を引き起こすことが知られています。
 血糖値が高い状態が続くと、病原菌と戦う白血球の働きが鈍くなり免疫力が低下するため、感染症にかかりやすくなります。また、血流が悪化して細胞に酸素や栄養が行き渡らず、回復も遅くなってしまいます。
 感染症予防のためにも、糖尿病予防を意識した生活習慣の見直しと糖尿病の重症化予防を心がけましょう。
 
●感染予防対策
 新型コロナウイルス感染症を防ぐため、手洗い、うがい、マスクの着用、3密回避などの基本的な対策を心がけましょう。 

●生活習慣の見直し
 肥満は糖尿病の発症、悪化のリスクになります。定期的に体重を測り、急激な増減がないようコントロールしましょう。
 食事の際は、野菜から食べるようにすることで血糖の吸収が緩やかになり、血糖値が上がりにくくなります。野菜はよく噛んで食べるので、満腹中枢を刺激しやすく、食事量を減らすこともできます。
 
●糖尿病の重症化予防
 糖尿病を患った人が感染症にかかると、血糖値がさらに高くなるという悪循環に陥り、糖尿病そのものの治療も難しくなってしまいます。重症化しないためには普段の血糖コントロールが大切です。必要な受診は控えることなく、主治医と一緒に血糖コントロールに取り組みましょう。
 また、外出自粛の影響で運動量が減少傾向にあるため、階段をよく使うようにするなど、日常生活の中でこまめに動くように意識しましょう。食後に運動することで血糖値が上がりにくくなるため、ぜひ食後に運動を取り入れてみてください。

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