血液検査で簡単チェック!! 胃がんリスク検診 (令和3年5月15日号)
- [2021年5月15日]
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市は、血液検査でピロリ菌の抗体と胃の炎症や粘膜の状態を調べる「胃がんリスク検診」を行っています。
詳しくは、大垣市保健センター(TEL 75-2322)へ。
■対象 : 40~74歳の人(過去に受けたことのない人)
※次の(1)~(5)に該当する人は判定困難となるため、受診をお断りしています。
(1)食道・胃・十二指腸の病気が疑われる人、あるいは治療中の人
(2)胃酸分泌を抑える薬を飲んでいる人
(3)腎臓の機能が悪いと言われている人
(4)胃切除の手術を受けた人
(5)ピロリ菌の除菌治療をすでに受けた人
■検診料 : 500円 ※生活保護世帯や中国残留邦人および市民税非課税世帯の人は無料となりますので、事前に同センターで手続きを行ってください
【胃がんリスク検診とは】
血液検査でピロリ菌の抗体と胃の炎症や粘膜の度合いを反映するペプシノーゲンを測定し、その組み合わせにより胃がんのリスクをA~Cに分類して評価する検査です。
ピロリ菌感染によって胃の粘膜の萎縮が進むほど、胃がんを発症しやすくなりますが、ピロリ菌除菌など必要な治療などを行うことで、早期発見・早期治療につながります。 ※胃がんそのものを見つける検査ではありません
【ピロリ菌と胃がんの関係性】
ピロリ菌に感染している人としていない人とで10年間調査したところ、感染している人のうち2.9%の人に胃がんが発症したという結果が出ました。このことから、ピロリ菌の感染と胃がんの発症には大きな関連があると考えられています。