「みんなで創る 希望あふれる産業文化都市」に向けて　(令和4年1月1日号)

【市民に寄り添った市政運営を目指して】

　明けましておめでとうございます。市民の皆さまには、健やかに新春をお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。
　新型コロナウイルス感染症の流行は、いまだに市民の皆さまの生活に多大な影響を与えており、地方自治体を取り巻く環境も、日々目まぐるしく変化しております。
　新たな時代への大きな転換期にあると感じており、事業の見直しを進めるなど、市民の皆さまが幸せを実感できる「選ばれるまち大垣」の実現に向けて、全力で取り組んでおります。
　喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症対策では、円滑なワクチン接種や経済支援などを実施し、3回目のワクチン接種につきましても順次進めているところでございます。今後も市民の皆さまの生命と生活を守ることを第一に、迅速に対応してまいりますので、ご理解ご協力をお願い申し上げます。
　また、身近なところで利便性の高い行政サービスを提供する「飛び出す市役所」事業を展開するなど、引き続き、市民の皆さまに寄り添った市政運営を推進してまいります。
　本年は、平成30年度から進めてまいりました「大垣市未来ビジョン第1期基本計画」が最終年度を迎えます。第2期基本計画の策定に取り組むとともに、新しい時代に合わせた事業を展開し、未来都市像である「みんなで創る 希望あふれる産業文化都市」を目指してまいりますので、一層のご支援をお願い申し上げます。
　おわりに、本年が皆さまにとりまして、希望に満ちた輝かしい一年となりますことを心から祈念申し上げまして、新年のごあいさつといたします。
　
　
【一人ひとりが参画し互いに支え合う社会の実現を】

　明けましておめでとうございます。市民の皆さまには、気持ちも新たに令和4年の輝かしい新春を健やかにお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。
　昨年は新型コロナウイルス感染症に振り回された年となりました。岐阜県には合計4か月以上にわたり緊急事態措置やまん延防止等重点措置が発令され、外出や営業の自粛要請などによる経済的、精神的負担は大変大きなものでした。
　そうした中、医療従事者や高齢者から始まったワクチン接種は、本市では8割以上の接種率を達成し、市民の皆さまのご協力により感染者数を抑えることができ、明るい兆しも見えてきました。今後は、生活に困っている方々への支援や疲弊した地域経済を立て直すべく、市と協力して効果的な対策を進めてまいりたいと存じます。
　さて、暗い話題の多い中で開催された東京オリンピック・パラリンピックでしたが、自分の限界に挑戦して頂点を目指す選手のひたむきな姿が、大きな感動を与えてくれました。コロナ禍という逆境の中で、スポーツを通して国民が団結できた瞬間だったと思います。潤いのある暮らしを送るためにも精神的な充足感を高める必要性を強く感じたところです。
　市議会といたしましても、一人ひとりが参画し、互いに支え合いながら、充実して暮らせる社会の実現に向け尽力してまいりたいと存じます。今後ともご支援を賜わりますようお願い申し上げます。
　おわりに、本年が皆さまにとりまして、笑顔あふれる素晴らしい一年となりますことを心からお祈り申し上げ、年頭のごあいさつといたします。