広がっています!ICTを活用した高齢者支援 (令和4年11月15日号)
- [2022年11月15日]
- ページ番号 59727
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スマートフォンやパソコンの普及が進み、ICT(情報通信技術)を活用した便利なサービスを身近に利用できるようになってきました。
高齢者の暮らしをサポートするサービスも多くあり、手軽に利用して、生活の質を高めることができます。
今回は、そうしたICTを活用した高齢者支援のサービスや機器をご紹介します。
詳しくは、高齢福祉課(TEL 47-7424)へ。
(1)ICT×買い物
スマートフォンなどからインターネットを利用して購入した商品が自宅に届くサービスが拡大しています。最近では、生鮮食品などもインターネットで購入して自宅に届けてもらえる「ネットスーパー」を利用する高齢者が増えています。
最初は不安かもしれませんが、インターネット詐欺などに十分注意しながら、ご家族と一緒に始めてみてはいかがでしょうか。
<ネットスーパーのメリット>
・出かける必要がない(交通費が不要)
・自宅に届く(重い荷物を運ばなくてOK)
・24時間注文が可能(ちょっとした空き時間に買い物できる)
<ネットスーパーQ&A>※事業者や契約方法で異なります
Q 商品単価が高いのでは?
A 多くは店頭価格と同程度
Q 商品が少ないのでは?
A 生鮮食品から日用雑貨まで幅広い品ぞろえ
Q 送料がかさむのでは?
A 往復の交通費と比較すれば、それほど高くない
まとめて購入すると送料無料になる場合もある
Q 支払い方法は?
A クレジットカードやコンビニでの支払い、代金引換など
【大垣 ネットスーパー】検索
(2)ICT×健康増進
スマートフォンにダウンロードしたアプリを使って、いつでも、手軽で、簡単に健康づくりができます。
心拍数や血圧のチェック、歩数計、脳トレなどの機能を使えるさまざまなアプリがありますが、今回は「オンライン 通いの場」を紹介します。
このアプリは、国立長寿医療研究センターが開発した介護予防アプリで、健康増進に役立つ機能が満載です。
機能(1)自宅からのお散歩コース紹介
機能(2)自宅でできる体操動画
機能(3)脳トレゲーム
機能(4)食事チェック など
「通いの場」Webサイト
【オンライン 通いの場】検索
(3)ICT×見守り
ICTを活用した高齢者の新しい見守りサービスやコミュニケーション支援が、安価でより身近なものになってきています。
サービスを利用できる機器は多種多様に広がっており、離れて暮らす家族が、機器の使用状況を遠隔で確認することで、ひとり暮らしの高齢者などを見守ることもできます。
(例)
・居間やトイレなどの照明の点灯状況による見守り
・リモコンや電気ポットなどの使用状況による見守り
・冷蔵庫やトイレのドアの開閉状況による見守り など
また、郵便局や電力会社、警備会社などにおいても、さまざまな見守りサービスを提供しているほか、スマートフォンのアプリには、ビデオ通話が手軽にできるものや、通話・通信の履歴で安否確認ができるものもあります。
月額使用料が無料や、数百円のサービスも数多く提供されていますので、ご家族で話し合って「我が家の見守り」を考えてみませんか。
【高齢者 見守り機器】検索
「スマートスピーカー」を活用したひとり暮らし高齢者の見守り
~利用体験者を募集~
話しかけるだけで簡単に操作できる「スマートスピーカー」を活用した新たな見守りサービスがあります。
市では、この新サービスを実施している日本郵便株式会社と連携して、ひとり暮らし高齢者などを対象に、見守り機能の利用体験者を募集します。
この機会に、便利なスマートスピーカーを体験してみませんか。
◆スマートスピーカーを使った主な機能
(1)設定した時刻に呼びかけがあり、体調や服薬などの状況を確認
(2)呼びかけに対して回答がなかった場合などは、離れて暮らす家族等へ通知
(3)市からのお知らせを音声でお届け
(4)家族からのメッセージを音声でお届け、写真なども表示可能
(5)話しかけるだけで、天気予報の確認や、ラジオ・音楽を聴くことも可能
◆スマートスピーカー利用体験者を募集します
・対象者 : 市内在住でひとり暮らしの65歳以上の人など
・体験期間 : 令和5年1月16日~3月15日(2か月間)
・募集人数 : 20人(抽選)
・サポート体制 : 操作方法などが分からない場合は、担当の郵便局に問い合わせができるほか、1か月に一度、郵便局員が生活状況の確認のため訪問します
・備考 : インターネットの利用環境がない場合、接続機器も貸出可
・申込 : 11月30日までに、高齢福祉課(TEL 47-7424)へ