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たばこの害から子どもを守りましょう (令和4年12月15日号)

  • [2022年12月15日]
  • ページ番号 60058

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 たばこの煙には5,300種類の化学物質が含まれているため、受動喫煙によって、非喫煙者にも大きな健康被害をもたらします。
 特に、子どもが受ける影響は大人以上に深刻なため、たばこの害を受けない環境を整えることが必要です。
 詳しくは、大垣市保健センター(TEL 75-2322)へ。
 
妊娠・授乳中は禁煙を
 たばこに含まれるニコチンは胎盤への血流量を減らし、一酸化炭素は胎児の成長発達に必要な酸素を不足させるため、赤ちゃんを低酸素状態にしてしまいます。そのため、流産や早産、低出生体重児、胎児死亡などにつながります。また、赤ちゃんの知的能力への影響やADHD(注意欠陥多動性障害)などとの関連も報告されています。
 授乳中に喫煙すると、ニコチンが母乳へと入り、赤ちゃんに不眠やおう吐、下痢などの症状が出る可能性があります。また、母乳分泌量が低下することもあります。
 
受動喫煙の危険性
 子どもの受動喫煙は、小児ぜんそくや赤ちゃんが突然亡くなってしまう乳幼児突然死症候群(SIDS)と深く関連していることが分かっており、両親が喫煙している場合としていない場合では、SIDSの発生率はおおよそ5倍と言われています。また、気管支炎や中耳炎などにかかる確率が高くなり、風邪をひきやすく治りにくくなります。
たばこの害から子どもを守るためには
 換気扇の下での喫煙やベランダや別室での分煙も、受動喫煙のリスクはなくなりません。また、空気清浄機は、たばこの臭いは取り除けても有害物質の除去には効果はありません。加熱式たばこも、煙は見えなくても、ニコチンなどが含まれているため、PM2.5などの有害物質を放出しています。
 子どもは、たばこの煙を自分の意思で避けることが難しいため、周りにいる大人がたばこの害がない環境を整え、子どもの健康を守りましょう。
 
 
 
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