新春を迎えて　(令和5年1月1日号)

「選ばれるまち大垣」創造に向けて
　大垣市長　石田　仁

　明けましておめでとうございます。市民の皆様には、健やかに新春をお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。
　昨年は、コロナ禍に加え、ロシア・ウクライナ情勢や長引く円安を背景とした物価の高騰等、市民の皆様の生活に大きな影響を及ぼした一年となりました。
　本市としても、様々な支援に取り組むとともに、一方では、3年ぶりに開催された「大垣まつり」や「水都まつり」、「十万石まつり」の三大祭りをはじめ、市内各地で様々なイベントや行事も再開され、コロナ禍前のような活気が徐々に戻ってきたことを肌で感じております。
　さて、少子高齢化、価値観の多様化に加え、ICTやDXの進展など、私たちを取り巻く環境が、目まぐるしく変化している中、本市では、本年4月から「大垣市未来ビジョン」の「第2期基本計画」がスタートいたします。
　この計画には、市民や市内企業の方々から「住んでよかった」「いつまでも事業を続けたい」と思ってもらえる大垣であり続けるとともに、他の地域の方々からも「住んでみたい」「起業してみたい」と思われるまちづくりを目指すため、「選ばれるまち大垣」創造プロジェクトとして、様々な事業をしっかりと盛り込ませていただいております。
　今後も、新しい時代にふさわしい事業を展開し、市民の皆様に寄り添った市政運営に、全力で取り組んでまいりますので、より一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。
　結びに、本年が皆様にとりまして、希望に満ちた輝かしい一年となりますことを心から祈念申し上げまして、年頭のごあいさつといたします。
　
　

誰も取り残されることのない社会の実現を
　大垣市議会議長　林　新太郎

　明けましておめでとうございます。市民の皆様には、気持ちも新たに令和5年の輝かしい新春を健やかにお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。
　さて、昨年2月からロシアによるウクライナへの侵攻が続いており、武力で国家の主権と領土を侵害し、多くの民間人が犠牲となるなど、断じて許されるものではありません。これによるエネルギー不足や物価高騰で世界中が混乱し、今も私たちの生活に暗い影を落としています。
　また、昨年は新型コロナウイルス感染症に引き続き振り回された一年でもありました。幾度かの波を繰り返しながら、8月には本市でも500人に迫る新規感染者が発生するなど猛威を振るいました。一方で、市民の皆様にご協力いただきながらワクチン接種が広く進み、治療法の確立や変異により弱毒化したことなども奏功し、国は感染防止と社会経済活動の両立を目指す方向に舵を切り始めました。
　本市でも、3年ぶりに大垣まつりが開催され、沿道から13両の軕の巡行を見守る大勢の人たちの表情が笑顔であふれていたのが印象に残っています。
　しかしながら、コロナ禍で地域経済は疲弊しており、生活に困っている方々の声を広く聴きながら、効果的に支援していく必要性を強く感じております。
　市議会といたしましても、誰も取り残されることのない社会の実現に向け尽力してまいりたいと存じます。今後ともご支援を賜わりますようお願い申し上げます。
　結びに、本年が皆様にとりまして、笑顔あふれる素晴らしい一年となりますことを心からお祈り申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

　
　
　
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