ホタルのみどころ

　杭瀬川と奥川の両岸に架かる中島橋周辺に生息するゲンジボタルは体長15mm程の水生のホタルで、大垣市の天然記念物にも指定されています。
　ホタルが飛翔する季節には、南市橋杭瀬川のホタルを守る会や地元子ども会によって、蛍パトロールやホタル観賞の夕べを催すなど、ホタル育成環境の保全やPR活動に取り組んでいます。また、親子によるホタルの勉強会の開催や、日頃から、河川清掃などにも取り組んでいます。このようなホタル保護活動に対して平成15年には環境大臣表彰を受賞しています。

　金生山に生息するヒメボタルは、体長5～10mmの陸生のホタルで、大垣市の天然記念物にも指定されています。光が尾を引くゲンジボタルなどと違い、細かく点滅発光するのが特徴です。点滅は、深夜0時～2時ごろ。幻想的な光の競演をお楽しみください。

上石津町牧田地区に生息するゲンジボタルは、牧田川や藤古川の支流で見ることができます。緑豊かな里山に浮かぶ幻想的な光をお楽しみください。