笠縫堤
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概要

笠縫の輪中堤は、市街地に今なお残る輪中堤の1つで、古大垣輪中の一部です。その輪中堤の天端を笠縫堤遊歩道として整備し、近隣の方々の散策にも賑わっています。また、約200本の桜(ソメイヨシノ)があり、地元の方々による整備により、春には見事な桜が多くの花見客を楽しませます。
また、近くにある子守神社には、阿仏尼の歌碑があります。
「新古今和歌集」の選者藤原定家(さだいえ)の子・為家(ためいえ)の室は為相(ためすけ)、為守(ためもり)を生みました。為家が出家すると、自分も出家して阿仏と称しました。為家の死後、播磨国細川荘をめぐって為家の長子為氏との間に相続争いが起り、阿仏尼はわが子為相のために訴訟を起し、弘安2年鎌倉に下りました。その出発の日が十六夜であったので、その旅日記を「十六夜日記」といいます。阿仏尼はこの旅で笠縫の地を訪れ一泊しました。
アクセス
●所 在 地
大垣市笠縫 北大垣駅付近
●アクセス
養老鉄道 北大垣駅下車すぐそば
見どころ
水仙(スイセン)
笠縫堤遊歩道整備を機に、笠木町東環境美化推進委員会が、笠縫堤を桜だけでなく四季の花を楽しめる場にしたいという思いから、毎年笠縫堤の西面に水仙の球根を植付けています。平成22年度時点で、約6000球が植えられました。1月頃には白い花、4月頃には黄色の花を咲かせます。
大垣市景観遺産~風景資産
平成22年10月1日に、地域の良好な景観形成に貢献している風景等として、大垣市景観遺産に指定されました。詳しくはこちらから。
周辺施設
●子守神社