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桜(サクラ)

  • [2011年1月1日]
  • ページ番号 9523

桜(サクラ) ~夜桜の里:大垣公園~

種類・本数  約30種200本

開花時期   4月

花言葉     優れた美人、精神美

見どころ

 大垣公園は市の中心部に位置し、大垣城本丸を中心に設置され、戦前には国宝であった天守が再現されています。夜はライトアップされ、闇夜に浮かび上がる姿も美しいものです。

 現在約30種類200本のサクラがあり、匂い桜の代表であるスルガダイニオイ、黄緑の花を咲かすギョイコウザクラやウコンザクラなど、色々なサクラが楽しめ、花見の期間も長くなっています。

桜(サクラ)の種類

(1)イチヨウザクラ(一葉桜)

 4月中旬に直径4~5cmの花が垂れ下がり、全体がやや縮れて見えます。雌しべが1本で下半分が葉化しているのが名前の由来といわれています。

(2)ウコンザクラ(鬱金桜)

 ソメイヨシノの開花の後、4月中旬~下旬に淡黄緑色で直径約4cmの花がやや垂れ下がって咲きます。黄色の花を咲かせるサクラで、名前は、ショウガ科のウコンの根を染料に用いた鬱金色に由来し、それらと混同されないよう「鬱金桜」あるいは「鬱金の桜」と呼ばれることもあります。また、別名として「黄桜」「浅葱桜(浅黄桜)」などがありますが、これらの別称はギョイコウザクラを指すこともあります。

(3)カワヅザクラ(河津桜)

 樹皮は黒灰色で横に割れ、こぶができます。葉の出る前か同時に開花し、つぼみは紅色で、花は直径2.5~3.5cmあり、淡紅色でふちがやや濃いピンクの強い一重の花です。花弁は5個で蜜が多いです。
 オオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種と推定されており、1955年頃、河津町の河津川沿いで発見されて移植・栽培されていたものが1966年から咲くようになり、1968年頃から増殖され、1974年にカワヅザクラと名付けられました。原木のある河津町では立派な桜並木があり,1月下旬頃から咲くそうです。

(4)エドヒガンザクラ(江戸彼岸桜)

 山地に自生し、3月下旬~4月上旬、葉が出る前に淡紅色まれに白色の花が2~5個散形状に咲きます。花は5弁で直径2.3~3cm、小花柄、花柱の下部に毛があります。果実は球状で紫黒色に熟します。
 江戸という名前がついていますが、本州、四国、九州の山地に自生する落葉高木で、彼岸の頃に咲くのでこの名前がつけられました。

(5)オオヤマサクラ(大山桜)

 山地に生え、高さ10~15mになります。樹皮は暗い栗色で、若葉は赤みを帯び、花芽の鱗片は粘ります。4~5月、葉よりやや早く、紅紫色の花が2~3個散形状に咲き、花は直径3~4.5cmで、ヤマザクラよりやや大きく、色も濃いです。花弁は5個。

(6)カンザクラ(寒桜)

 カンヒザクラとヤマザクラ系サトザクラまたはハヤザキオオシマとの雑種といわれています。樹皮は黒灰色で横に割れ、こぶができます。葉の出る前か同時に開花し、つぼみは紅色で、花は直径2.5~3.5cmあり、淡紅色でふちがやや濃くなります。花弁は5個で蜜が多いです。

(7)カンザンサクラ(関山桜)

 世界各国で愛好されているサトザクラの代表的品種です。4月下旬に濃紅紫色で直径5~6cmの花が垂れ下がって咲きます。花弁は42~55で重ねが厚く、別名は『セキヤマ』です。

(8)カンヒサクラ(寒緋桜)

 高さは5~7mで、葉より早く、1~3月に緋紅色または桃紅色の直径約2cmの花が垂れ下がって咲きます。花は半開状になり、密が多です。沖縄の石垣島などに野生化しています。

(9)ギョイコウサクラ(御衣黄桜)

 4月下旬に直径約4.5cmの花が咲きます。花弁は12~14個で、緑色と黄色が混ざっていて、花弁の中心に紅色のすじがでます。花の色が変わっているので珍重されています。

(10)ケンロクエンキクサクラ(兼六園菊桜)

 4月下旬~5月上旬、直径約4cmの花が垂れ下がって咲きます。花の色ははじめは紅色で、のちに淡紅色となります。花弁は300~350個で2段咲き。

(11)スルガダイニオイサクラ(駿河台匂桜)

 『匂いザクラ』の代表的品種です。4月中旬~下旬に直径約4cmで淡紅白色の芳香のある花が咲きます。果実の多い品種です。

(12)ソメイヨシノ(染井吉野)

 オオシマザクラとエドヒガンの雑種で、観賞用として広く植栽されています。高さ10~15mになり、3~4月、葉がでる前に、直径4~5cmの淡紅色の花が3~4個散形状に咲きます。花弁は5個。

(13)タカサゴサクラ(高砂桜)

 チョウジザクラとオオシマザクラ系八重サトザクラの雑種といわれています。4月中旬に直径4~4.5cmの半八重の花が咲き、紅色からしだいに淡くなります。花弁は11~15個。

(14)フゲンゾウサクラ(普賢象桜)

 室町時代から知られている代表的品種で、花は直径約5cmの大輪です。はじめは淡紅色、満開時にはほぼ白色となります。花弁は30~35個。雄しべ2個は葉化しています。花期は4月下旬。普賢菩薩を祀っていた堂の横で発見され、普賢菩薩の乗る白象を思わせるところから、名づけられたといわれています。

(15)ベニフゲンサクラ(紅普賢桜)

 普賢象に似ていますが、花の色が濃紅色です。

(16)マメザクラ(豆桜)

 高さ3~8mと低く、樹形が整い、また、さし木でもよくつくので盆栽や庭木としても広く植えられています。3月下旬~5月上旬、葉と同時かまたは少し早く、直径約2cmの花が1~3個散形状に咲きます。花は白色または淡紅色で横向きに咲くことが多いです。豆桜は小形のサクラの意味。

(17)ヨウキヒサクラ(楊貴妃桜)

 花は大輪、八重咲きで淡紅色です。開花期は4月中旬。
その美しさから中国の楊貴妃を連想して名付けられたといわれる桜で、余り大きくなりません。

(18)ヨウコウサクラ(陽光桜)

 「天城吉野」と「寒緋桜」を交配して作った品種です。花びらは5弁でうねるようなシワが入り、濃いピンクで華やかな印象です。枝はあまり広がらずにコンパクトな形で、染井吉野よりも少し早く咲き、「紅吉野桜」などと呼ばれるところもあります。

(19)イトサクラ(=シダレサクラ:枝垂れ桜)

 エドヒガンと各部の形質がほぼ同じですが、枝が長くしだれます。3月下旬~4月上旬、葉がでる前に直径2.4~2.6cmの淡紅白色の花が散形状に2~3個咲き、花弁は5個で平開し、満開時には白くなります。

(20)オオシマザクラ(大島桜)

 伊豆諸島に自生するほか、房総半島や伊豆半島では古くから栽培され野生化しています。高さは8~10mで、3月下旬~4月上旬、新鮮色の新葉と同時に、直径3~4cmの白くて香りのある花が3~4個散房状に咲きます。葉は塩漬けにして桜餅を包むのに使われます。

(21)センダイシダレサクラ(仙台枝垂れ桜)

 枝垂れ桜の代表品種。花は淡紅色、あるいは白色に見えます。一重で花の大きさは3cmぐらい。
記念樹や、シンボルツリーとして使われます。

(22)ヨシノシダレサクラ(吉野枝垂れ桜)

 オオシマザクラとシダレザクラの交雑種とも言われています。花はソメイヨシノと似ていますが、最大開花時には白色になります。

(23)サオトメザクラ(早乙女桜)

 樹種は寒桜です。鐘紡京都工場が閉鎖されたおり、大垣市のカネボウ光陽に移植されました。企業の栄枯盛衰と女性の労働者が多かったことに重ねられ、人々から早乙女桜と呼ばれるようになりました。そこから分けた苗木が植えられています。

(24)ウスズミザクラ(薄墨桜)

 樹種はエドヒガン。樹齢1400年以上で、継体天皇のお手植えという伝説があります。花弁が淡い墨色を帯びることから淡墨桜と言われます。ほかにJR大垣駅南口広場と図書館横の文化公園にあります。

(25)ジュウガツザクラ(十月桜)

 コヒガンザクラの園芸種です。春と秋の2回花が咲く小高木で、植栽されているものは、白色と淡紅色の2種類あります。秋冬に咲く花は、小型で小花柄が短く、春咲く花はやや大型で小花柄も長い。ほかに船町公園にもみられます。

(26)ショウカワザクラ(荘川桜)

 樹種はエドヒガン。原木は樹齢約450年。御母衣ダムの建設により湖底に沈んだ照蓮寺、光輪寺の境内にあった巨樹です。 巨樹が沈むのを惜しんだ電源開発(株)の総裁が500人の人夫を動員して山の中腹まで200mを引き上げました。そこから分けた照蓮寺、光輪寺の種類の苗木が植えられています。

(27) ガリュウザクラ(臥龍桜)

 樹種はエドヒガン。原木は樹齢約1000年。枝が一端地をはうように伸び、その後立ち上がり、その姿が龍が寝ているように見えることから臥龍桜といわれます。そこから分けた苗木が植えられています。

(28)ミヤビザクラ(雅桜)

 大島系山桜と緋寒桜との自然交配と思われる桜です。花びらがやや細長く、花弁が5枚で一重、濃紅紫色の花を釣鐘状に咲かせます。ここ大垣公園にある雅ザクラは、高さは6m程ですがこの地方では有数の大きさのものです。

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