藤(フジ)
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藤(フジ) ~うづきの里:赤坂スポーツ公園~
◆品種・本数 約20種100本
◆開花時期 4月下旬~5月
◆花言葉 幸福が飛んでくる、歓迎
見どころ
園内には、全長840m、面積約4,430平方メートルの東海地方最大級のフジ棚があります。
4月下旬から5月にかけてその美しさを競い合うように咲きます。花房が長いこと、花色が藤紫を基調として艶麗なこと、芳香があることなどが特徴です。
藤(フジ)の種類
(1)キュウシャクフジ(九尺藤)
ノダフジの園芸種。青紫色で花房100~200cm。牛島のフジが原木で、若木では着花しにくいです。蕾粗く、花序も粗大です。
(2)ロクシャクフジ(六尺藤)
ノダフジの園芸種。やや淡い青紫色で、花房は約150cm。熊野のナガフジが原木です。九尺藤と混同されていますが、花色がやや薄いです。
(3)ナガフジ(長藤)
ノダフジの園芸種。濃藤紫色で花房100~120cm。花弁に厚みがあり、やや大輪になります。
(4)ノダナガフジ(野田長藤)
ノダフジの園芸種。濃藤紫色で花房70~80cm。花序は粗大ですが美しいです。接ぎ木5~6年生で着花します。
(5)ムラサキフジ(紫藤)
ノダフジの園芸種。濃紫色で花房30~40cm。葉が割合に細く、薄い感じで美しく、小輪です。
(6)ショウワシロフジ(昭和白藤)
シロバナフジの園芸種。白色で花房は約60cm。白色の中で、特に花房が長いです。小輪で遅咲きです。
(7)シロベニフジ(白紅藤)
アケボノフジの園芸種。花は白色ですが、蕾は淡紅色です。花房30~40cm。満開時は白色に近いですが、翼弁の先端に紅をさしたように色が残る為、この名がつけられています。
(8)ショウワベニフジ(昭和紅藤)
アケボノフジの園芸種。紅色で花房10~15cm。アケボノフジの中で最も紅色の濃い品種です。若木では着花が悪いです。
(9)ホンベニフジ(本紅藤)
アカバナフジの園芸種。白色で花房30~40cm。つぼみの時は紅色で、開花とともに淡紅色に変わります。樹勢は弱いほうです。
(10)シンベニフジ(新紅藤)
アカバナフジの園芸種。白色で花房30~40cm。本紅藤の実生からの選抜と考えられます。樹勢はかなり強健です。
(11)エビチャフジ(海老茶藤)
アカバナフジの園芸種。白色で花房30~40cm。本紅藤の実生からの発見。樹勢は特に強く伸長が早いです。やや大輪です。
(12)ニシキフジ(錦藤)
ハガワリフジの園芸種。濃紅紫色で花房は約15cm。白く細かい散斑があり、開花すると淡黄色です。夏葉は緑一色となります。
(13)ハゴロモフジ(羽衣藤)
ハガワリフジの園芸種。藤紫色で花房20~30cm。茨城県で発見されました。大小の斑紋が顕著に現れ、長期間美しさを保ちます。
(14)斑入葉藤
(15)ノダイッサイフジ(野田一歳藤)
イッサイフジの園芸種。濃藤紫色で花房20~30cm。丈夫で育てやすく、花付きも早いです。接ぎ木3~4年生で観賞できます。
(16)ナガサキイッサイフジ(長崎一歳藤)
イッサイフジの園芸種。藤紫色で花房20~25cm。最も花付きが早く、育てやすいです。接ぎ木3~4年生で立派に開花します。
(17)カピタンフジ(甲比丹藤)
カピタンフジの園芸種。紫色で花房は10~15cm。花房が短く美しいです。蕾の脱落が少ないために生け花用に使われます。
(18)オカヤマイッサイフジ(岡山一歳藤)
カピタンフジの園芸種。鮮紅紫色で花房は10~15cm。花つきが良く、育てやすいです。
(19)シロカピタンフジ(白甲比丹藤)
シロカピタンフジの園芸種。白色で花房10~15cm。大輪で花付きが良く作りやすいです。早咲きです。
(20)ヤエカピタンフジ(八重甲比丹藤)
(21)ダルマムラサキフジ(ダルマ紫藤)
ヤエヤマフジの園芸種。紫色で花房は10~15cm。大輪で花房の短いことを表現したものです。早咲きで栽培しやすいです。
(22)ヤマフジ(ヤマ藤)
ヤエヤマフジの園芸種。紫色で花房は10~15cm。八重咲き品種で最近はなかなか見られないです。
イベント情報
★赤坂東藤まつり★ (主催:赤坂東藤まつり実行委員会)
開催日 5月3日(祝)
内 容 ・バザー(うどん、おにぎり、ジュースなど) ・チャリティー不用品バザー ・舞台(よさこいソーラン、フラダンスなど)
※なお、花の状況や開催年により、日時や内容が変わる場合があります。