ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

AIチャットボットに質問する

現在位置

あしあと

    あかちゃんの運動発達のポイント

    • []
    • ページ番号  13011

     あかちゃんは生まれてから、首すわり・寝返り・お座り・ハイハイ・つかまり立ち…と、めざましいスピードで運動能力を発達させていきます。こうした成長の土台となるのは、日々の何気ない「動き」の積み重ねです。

     自分の体を思いどおりに動かせるようになるためには、筋力やバランス感覚を育む経験が非常に重要です。

    うつぶせ・腹ばいが必要な理由

    「歩く」ための基礎体力をつくる

    • うつぶせ・腹ばいは自力で体を動かし、移動するための第一歩となります。
    • 重力に逆らって体を支えることで、お腹と背中の筋肉(体幹)を鍛えます。

    手の器用さや正しい持ち方につながる

    • 肘や手のひらで上体を支える姿勢をとることで、自然と「手を開く感覚」が身につきます。
    • 「パー」の形で手を開く経験が、物を持ち替える動作につながり、手先の器用さを高め、将来の箸やペンを正しく持つための土台となっていきます。

    転んだ時のケガを防ぐ力を養う

    • 腕の力がつくことで、転んだ時に両手を出して体を支える力が身につき、大きなケガをしにくくなります。

    うつぶせ・腹ばいを促すには(4か月以降から)

    • あかちゃんの機嫌がいいときに、両手を顔の横にした腹ばいの姿勢をさせましょう。1回2~3分を日に数回から始め、慣れてきたら回数や時間を少しずつ増やします。
    • 腹ばいの姿勢を嫌がる時は、写真のようにお母さんのお腹に乗せて、徐々に慣らしてあげましょう。

      ※腹ばいの姿勢になるときは、大人が近くで見守るようにしてください。

    注意!うつぶせのまま寝かすのは禁物です

    • 小児科学会では『睡眠中のうつぶせ寝はやめるよう』に勧告しています。これは乳幼児突然死症候群(SIDS:健康であったあかちゃんが突然無呼吸になり、死をもたらす症候群)の原因に睡眠時のうつぶせ寝が指摘されているからです。
    • 首の座る前のあかちゃんのうつ伏せ寝は、首の力が弱いために顔がふさがり窒息死を招きます。
    • うつ伏せから仰向きに戻ることのできない生後6か月前の赤ちゃんにSIDSが多発しているため、この時期は特に注意が必要です。

    ※うつ伏せが好きなあかちゃんは、うつ伏せ姿勢になっても「顔は横を向いている」「親が傍にいる」「固めの布団を使う」「顔や身体の周りにはタオル・ハンカチなどの小物を置かない」「厚着をさせない」ことに注意していれば問題ないですが見守りは心掛けましょう。

    ハイハイはなぜ大切?全身を使って育つ力

     あかちゃんは6か月頃から「ずり這い」を始め、8か月頃になると「ハイハイ」ができるようになります。発達には個人差があるためハイハイをしないからといって、すぐに心配する必要はありません。しかし、ハイハイは単なる移動手段ではなく、お子さんの心身の発達を促す様々な効果があります。

    ハイハイとは?

    お腹を床から離し、両手と両ひざの4点で体を支えて移動することです。自分の体重を支えながら動くため、全身の筋力をバランスよく使います。

    ハイハイがもたらす効果

    「つかまり立ち」の土台をつくる

    • 姿勢を保つお腹や背中の筋肉(体幹)が強くなります。
    • 体を曲げる・伸ばす・捻るといった動作ができるようになり、つかまり立ちに必要な筋力やバランス感覚の発達を促します。

    手先の器用さ・視覚の発達を促す

    • 指を開いて手全体で体を支えることで、手の筋肉が発達します。これは将来、鉛筆を持つ動作やボタンをかけるなどの指先を使った細かい動作の獲得へと繋がります。
    • 顔を上げ、目標物との距離を測ったり、動くものを追ったりすることで、遠近感や物を目で追う力が発達します。

    ケガをしにくい体づくり

    • 手のひらで体を支えることで首・肩・腕の筋肉が発達するだけでなく、転ぶ瞬間にとっさに両手が前に出て頭を守る「危険回避能力」の基礎になります。
    • 床を押し蹴る動きが股関節の発達を促し、将来の安定した歩行やケガの予防に繋がります。

    心の豊かさと意欲を育てる

    • 気になるものに自分の力で近づけるようになり、好奇心が満たされ、探究心や自信を育てます。
    • 行動範囲が広がることで視界が変わり、外からの刺激が増えることが精神的な発達につながります。

    ハイハイを促すには(6か月以降から)

    • 動きやすい服装であかちゃんの動きを妨げないようにします。
    • 広くて安全な床スペースを確保し、歩行器などの使用は控えます。
    • 仰向きで脚を左右交互に曲げ伸ばしをして、ハイハイの脚の動きを教えます。
    • あかちゃんが興味のあるものを「あと少し頑張れば届く」位置に置きます。
    • 家族で一緒にハイハイの動作をして、楽しくハイハイをしている様子を見せます。
    • 胸の下にタオルを入れてうつ伏せにします。お腹の圧迫が軽減され、頭が上がりやすくなります。

      ※必ず大人が近くで見守るようにしてください。

    • 8か月以降からは、あかちゃんの股を開いて大人の腹部に固定し、あかちゃんの両脇に手を触れ、あかちゃんが両手で上体を支える姿勢にします。この時、体重が両腕に乗るように調整しますが、腕の力が抜けたときに床に顔をぶつけないよう、常に両手で脇を支え、サポートできるようにします。

      ※あかちゃんが手のひらをしっかり開いてひじを伸ばし、腕で体重を支えていることを確認します。

      機嫌のいいときに1回2~3分を日に数回から始め、慣れたら回数や時間を少しずつ増やします。

    伝い歩きができるようになったら?

    • 写真のようにあかちゃんの後ろに立ち、大人の中指を握らせてあかちゃんの歩む方向についていくようにサポートします。
    • 両手のサポートでうまく歩くことができるようになったら、次は片手へとレベルアップします。

    ※大人は前かがみの姿勢になるため、腰の負担を減らすよう、時には膝を少し曲げた姿勢になってサポートしましょう。

    お問い合わせ