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    【平成28年度】外国人市民のための防災訓練を開催しました

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    • ページ番号  33544

     大垣市では、外国人市民の防災意識向上を図るため、「外国人市民のための防災訓練」を実施しています。
     今年度は、平成28年11月13日(土)に岐阜経済大学を会場として、消火器使用や担架組立などを外国人市民にわかりやすく多言語により実施したほか、起震車による地震体験などにより、普段から災害に備える必要性を伝えました。
     参加者は、外国人市民・日本人市民合わせて59人。普段できない体験に驚くとともに、災害の怖さを知り、日頃からの備えが大切であることを学びました。

    外国人市民のための防災訓練の様子

     はじめは、「防災士による災害に備えるためのアドバイス」です。
     最近の大規模災害の事例や、大垣市で想定される災害、身を守るための普段からの備えなどを、通訳を交えて話しました。
     講義のあと、災害時に必要な物について、防災士に熱心に質問する参加者もみられました。

     「地震です!」
     防災士の大きな声に応え、すぐ机の下に入って身を守ります。
     外国人市民の皆さんも真剣に取り組みました。

     次に10人ほどのグループに分かれて、実技訓練を行いました。
     災害時に炊飯器がなくてもお米が炊ける「ハイゼックス」を用いて炊き出しをします。
     参加者は、袋に水とお米を入れるだけでご飯が炊けるハイゼックスに興味津々でした。

     物干し竿と毛布を使って簡易担架を組み立てる訓練も行いました。
     参加者が組み立てた担架を実際に使用し、大人が乗っても崩れないことに驚いていました。

     屋外会場では、消火器の扱い方を学ぶ訓練をしました。
     消防署の職員から説明を聞き、実際に的にめがけて放水してみます。
     上手に的に当てることができると、周囲から拍手が起こっていました。

     当日は、起震車による震度6の地震体験も行いました。
     強い地震を全く経験したことのない参加者は、起震車に乗る前から怖々。実際に強い揺れが始まると、思わず悲鳴が上がることもありました。

     訓練の後は、炊き出したご飯と参加者出身国の料理による異文化交流会を実施しました。
     今回はブラジル料理とベトナム料理がふるまわれ、初めて知る味や、懐かしい故郷の味を楽しんでいました。
     災害はいつ起きるかわかりません。本日の訓練を忘れず、普段から災害に備えましょう!

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