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    大垣市の昆虫 ホタル

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    大垣市の昆虫 ホタル

     市民の皆さまの公募により、平成19年7月に施行した大垣市環境基本条例に基づき、市の良好な環境を保全するとともに、持続的発展が可能な社会を創出し、将来世代へと引き継いでいくため、環境保全のシンボルとして市の昆虫をホタルに制定しました。

     初夏の風物詩として、夕闇を幻想的に彩るホタルは、昔から大変親しまれてきた生き物です。本市では、緑豊かな清流に生息しているゲンジボタル、里山の小川や水田に生息しているヘイケボタルは、豊かな自然環境のシンボルとなっています。また、赤坂町の金生山には、石灰岩質の独特な自然環境だからこそ見ることのできる、陸生のヒメボタルが生息しています。

     本市では、南市橋の「杭瀬川の蛍」(ゲンジボタル)及び、赤坂町の「金生山のヒメボタル」を天然記念物として指定しています。

     かつては市内のいたるところで見られたホタルですが、都市化による河川の水質悪化や水路のコンクリート化などの原因により、生息数は減少傾向にあります。

     しかし、今日、市内各地で保護活動が盛んに行われ、そういった地域ではホタルが戻ってきており、心癒される光を見ることができます。

     

    【制定日:平成30年10月6日】

    ゲンジボタル(小野小学校提供)

    杭瀬川のゲンジボタル

    ヒメボタル(撮影 篠田通弘)

    金生山のヒメボタル(撮影 篠田通弘)

    大垣市の昆虫 ホタル

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