網膜芽細胞腫について~お子様の目の状態をチェックしてみましょう~
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網膜芽細胞腫とは
網膜芽細胞腫は、網膜に発生する悪性腫瘍です。(網膜は、目の中に入ってきた光を脳に伝えるため、電気的な信号に変える役割があります。)
これは乳幼児に多い病気で、日本では子どもの出生数約15,000人につき1人の割合で発症するといわれています。
網膜芽細胞腫は進行すると、治療のために眼球摘出が必要になる場合や、腫瘍の広がりや転移によっては、命に関わる場合があります。早期に治療できれば、こうしたことを防げる可能性がありますので、早期発見が大切です。
網膜芽細胞腫の症状
症状は主に、白色瞳孔(瞳が白くなる)、斜視がみられ、他に、結膜充血、視力低下、眼瞼腫脹(まぶたの腫れ)、眼球突出があります。
症状の1つに視力の低下がありますが、お子様は見えにくくなったことをうまく伝えることができないため、保護者や周囲が目を観察する必要があります。
早期発見のため、お子様の目をチェックしてみましょう。