手足口病にご注意を!
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手足口病については、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)に基づく小児科定点からの患者の届出数が、過去10年間と比較してもかなり多い状況となっています。
手洗いの励行等、感染予防に努めてください。

1 手足口病とは?
コクサッキーウイルスなどのエンテロウイルスに分類されるいくつかのウイルスにより起こります。
感染してから3~5日後に、手のひら、足の裏や甲、口の中などに小さな水疱(水ぶくれ)が現れます。また、軽い発熱がみられることもあります。多くの場合3~7日ほどで自然に治りますが、まれに髄膜炎を起こすことがあります。

2 どうやってうつるの?
エンテロウイルスは、感染した人の唾液や便の中にでてくるため、それらに触れた手指や(接触感染)、咳、くしゃみ(飛沫感染)によってウイルスが口や鼻に入ることでうつります。

3 予防方法は?
石けんを使った手洗いが大切です。
特に、トイレの後や、お子さんのおむつの交換をしたあとは、石けんで手を洗いましょう。
唾液のついたおもちゃなどは、洗浄・消毒しましょう。
便へのウイルス排せつは、症状が治まった後も2~4週間後続くことがあり、長い間周りの人への感染源となるので注意が必要です。
【参考】
・厚生労働省ホームページ:手足口病
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html
・厚生労働省リーフレット:「手足口病」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001280919.pdf
・岐阜県感染症情報センターホームページ:岐阜県内の発生状況(週報)
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/107799.html
・ぎふ感染症かわら版:手足口病の患者報告数が過去最高になりました!