帯状疱疹に注意しましょう!
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帯状疱疹とは
帯状疱疹は、水痘(みずぼうそう)にかかったことがある方なら、誰でも発症する可能性があります。
帯状疱疹の原因である水痘・帯状疱疹ウイルスは、初感染すると水痘として発症し、水痘が治っても生涯にわたって神経節に潜伏します。その潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが、活性化することで発症する皮膚疾患が、帯状疱疹です。
原因
免疫力が低下したときに、神経節に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが活性化し、発症しやすくなります。
免疫力は、加齢やストレス、疲労など、誰にでもみられる日常的なことによって低下します。
症状
一般的に帯状疱疹になると、初めにピリピリ・チクチクといった神経性の痛みを感じ、数日で発疹や水ぶくれが生じ、赤い帯状に広がります。その後、2週間から4週間程度で症状は治まり、かさぶたとなっていきますが、発疹などの皮膚症状が治まった後も、約2割の方が帯状疱疹後神経痛を患う可能性があるといわれています。
合併症
帯状疱疹になると、以下のような合併症を生じる場合があります。
合併症の例
- 帯状疱疹後神経痛
- 目(めまい)や耳(耳鳴り)等の異常
- 無菌性髄膜炎
- 顔面神経麻痺
- 運動神経炎
- 脊髄炎
帯状疱疹後神経痛の症状には、普段は痛みを感じない軽微な接触(タオルで顔を拭く、服を着る等)によって皮膚に痛みを感じる、等の特徴があり、日常生活にも影響が生じる場合があります。
帯状疱疹かなと思ったら
皮膚科か内科にお問い合わせください。
適切な治療をせずに放置すると徐々に悪化し、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛になる可能性もありますので、早い段階で受診し、早期治療につなげましょう。
発症予防
帯状疱疹の発症予防には、免疫が低下しないよう、日頃の体調管理が大切です。
- 食事のバランスに気を付けましょう
- 適度な運動を心がけましょう
- 質の良い睡眠をとりましょう
- ストレス発散を心がけましょう
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