利用してみませんか?ICTを活用した高齢者支援 (令和5年11月15日号)
- []
- ページ番号 63662
スマートフォンやパソコンの普及が進み、ICT(情報通信技術)を活用した便利なサービスを身近に利用できるようになってきました。
生活の質を高めるほか、コミュニケーションの促進や健康面の効果も期待できます。
今回は、そうしたICTを活用した高齢者支援に関するサービスや機器をご紹介します。
詳しくは、高齢福祉課(TEL 47-7424)へ。
■ICTで便利なお買い物
インターネットで注文した商品を自宅に届けてもらうサービスが広く普及していますが、生鮮食品など、店舗で販売しているものと同じものをインターネットで購入して自宅に届けてもらう「ネットスーパー」を利用する高齢者が増えています。
最初は不安かもしれませんが、インターネット詐欺などに十分注意しながら、ご家族と一緒に始めてみてはいかがでしょうか。
<ネットスーパーのメリット>
・出かける必要がない(店舗まで行くのが難しい人も利用可能)
・自宅に届く(重い荷物を運ばなくてOK)
・24時間注文が可能(ちょっとした空き時間に買い物できる)
・必要なものを確認しながら注文可能(買い忘れや買いすぎが無い)
<ネットスーパーQ&A> ※事業者や契約方法で異なります
Q.商品単価が高いのでは?
A.多くは店頭価格と同程度
Q.商品が少ないのでは?
A.生鮮食品から日用雑貨まで幅広い品ぞろえ
Q.送料がかさむのでは?
A.往復の交通費と比較すれば、それほど高くなくまとめて購入すると送料無料になる場合もある
Q.支払い方法は?
A.クレジットカードやコンビニでの支払い、代金引換など

■ICTで健康増進
スマートフォンのアプリで、いつでも、手軽で、簡単に健康づくりができます。
最近では、心拍数や血圧のチェックから、歩数計、脳トレなどの機能を備えた様々なアプリがありますが、国立の研究機関が開発した「オンライン 通いの場(Android端末/iOS端末)」を紹介します。
このアプリ(Android端末/iOS端末)は、楽しみながら運動や健康づくりに取り組むことができ、介護予防・健康増進に役立つ機能が満載です。

専用アプリのダウンロードはこちらから

Android端末

iOS端末
《主な4つの機能》
・自宅からのお散歩コース紹介
・自宅でできる体操動画
・脳トレゲーム
・食事チェック など

■ICTを活用した見守りで安心
ICTを活用してひとり暮らし高齢者などを見守るサービスやコミュニケーション支援機器は多種多様に広がっており、安価でより身近なものになってきています。
高齢者が普段使う機器に通信装置が組み込まれており、その使用状況を離れて暮らす家族が、スマートフォンなどで確認することで見守るサービスなどがあります。
(例)・居間やトイレなどの照明の点灯状況による見守り
・リモコンや電気ポットなどの使用状況による見守り
・冷蔵庫やトイレのドアの開閉状況による見守り など
また、郵便局や電力会社、警備会社などにおいてもICTを活用した見守りサービスを提供しているほか、スマートフォンのアプリには、ビデオ通話が手軽にできるものや、通話・通信の履歴で安否確認ができるものもあります。
月額使用料が無料のものや、数百円のサービスも数多く提供されていますので、ご家族で話し合って「我が家の見守り」について考えてみませんか。

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます