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    つくしっこ通信 No.97

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    • ページ番号  63738

    家族みんなで感染症を予防しよう!

     例年、12月~4月頃はインフルエンザの流行期に入ります。

     今年はすでに、インフルエンザに注意が必要です。インフルエンザ予防対策は、他の感染症予防対策としても有効です。乳幼児や高齢者のいる家庭は特にご注意ください。

    インフルエンザはどのように感染する?

     インフルエンザの主な感染経路は、飛沫感染と接触感染の2つです。

    (1)飛沫感染

     感染者の咳やくしゃみ、会話などにより飛び散ったウイルスを鼻や口から吸い込むことで感染します。

    (2)接触感染

     ウイルスがついたドアノブや手すりに触れると、手にウイルスが移り、そのまま鼻、目、口等を触ることで感染します。

    かからない、うつさないために

    (1)手洗いをしっかりと

     外出から帰ったら、まず手洗いを。アルコール消毒も効果的です。

    (2)人ごみは避ける

     インフルエンザが流行してきたら、できるだけ人混みや繁華街への外出を控えましょう。特に妊婦や体調の悪い方、睡眠不足の方は注意が必要です。やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある時は、不織布製のマスクを着用することで、飛沫感染等をある程度防ぐことができると考えられています。

    (3)生活習慣を整えて抵抗力をつける

     十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。

    (4)室内の換気と加湿

     新型コロナウイルス対策としても十分な換気が重要です。換気設備や換気扇を常時運転し、最小限の換気量を確保しましょう。

     また、空気が乾燥すると感染症にかかりやすくなります。特に室内は乾燥しやすいため、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

    (5)流行前の予防接種で重症化を防ぐ

     インフルエンザの予防接種は任意接種です。ワクチンの接種は感染後に発症する可能性を低くしたり、発症後の重症化を防止したりするのに有効と報告されています。

     接種回数は、原則13歳未満の人は2回、13歳以上の人は1回です。

    発熱などの症状がある場合は…

    ・まずは、かかりつけ医等の身近な医療機関に電話相談し、案内に従って受診してください。

    ・熱が下がってもウイルスは体内に残っているため、数日は学校や職場などに行かないようにしてください。

    お子さんを事故から守ろう!

     子どもは運動機能の発達とともにいろいろなことができるようになり、成長の早さに驚かされる毎日です。

     その一方で、様々な事故に遭う危険性が出てきます。0歳~9歳児の死亡原因の上位を占めるのが「不慮の事故」です。0歳~4歳児の不慮の事故による死亡は、本来安全なはずの家庭内でも多く起きています。

     年齢によって特徴がありますが、多くの事故は保護者の意識や環境づくりによって防ぐことができます。

     明るく楽しい子育てと毎日の生活のために、お子さんを事故から守りましょう!

    思いがけない子どもの事故が多発!

    ★0歳児に多い窒息死

     0歳児の不慮の事故死の約8割は窒息によるものです。

     窒息死は要因が食品であることも多く、またベッド内でも起きています。

    ★1~4歳で増える交通事故と溺死・溺水

     1~4歳児では、窒息の割合は0歳児と比べて大幅に減少しますが、その分、交通事故と溺死・溺水が増加しています。

    起こりやすい事故

    (1)窒息・誤飲

    ・うつ伏せで寝て、柔らかい寝具に埋もれる

     敷布団やマットレスはなるべく硬めのものを使用し、掛け布団はお子さんが払いのけられる軽いものにしましょう。

    ・おもちゃなど小さな物で窒息

     トイレットペーパーの芯よりも小さいものは、お子さんのお口の中に入ってしまいます。手の届かないところに保管しましょう。

    (2)水まわりの事故

    ・浴槽やバケツ、プールでの事故

     お子さんの口と鼻を覆うだけの水があれば溺れてしまいます。わずか10cmの深さの水でも溺れるので、浴槽の水は抜いておきましょう。

    (3)転落・転倒事故

    ・ベッドやソファ、階段、ベランダ、窓枠からの転落

     お子さんは好奇心旺盛で、1人で階段やベッド、ソファに上ろうとします。ベランダや窓枠からの転落も起こりうるため、踏み台になるような物を置かないようにしましょう。

    (4)自動車関連の事故

    ・チャイルドシート未使用による事故 

     車にお子さんを抱きかかえたまま乗ると、衝突や急停止の際に支えきれずに危険です。必ずチャイルドシートを使用するようにしましょう。

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