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    防ごう!なくそう!望まない受動喫煙 (令和5年12月15日号)

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     たばこの煙には5,300種類の化学物質が含まれており、そのうち70種類以上は発がん性物質であるため、受動喫煙によって、非喫煙者にも大きな健康被害をもたらします。
     特に、子どもが受ける影響は大人以上に深刻なため、たばこの害を受けない環境を整えることが必要です。
     詳しくは、大垣市保健センター(TEL 75-2322)へ。
     
    たばこの煙の身体への影響
     受動喫煙により、脳卒中や肺がんなどになるリスクが高まることが明らかになっており、肺がんのリスクは1.28倍、虚血性心疾患のリスクは1.3倍、脳卒中のリスクは1.24倍とされています。
     また、受動喫煙は子どもの呼吸器疾患や中耳炎、乳幼児突然死症候群を引き起こすことが指摘されています。さらに、妊婦やその周囲の人の喫煙によって低出生体重児や早産のリスクが上昇します。
     
    副流煙はこんなに有害!
     たばこの煙には、喫煙者が直接吸い込む「主流煙」と、火のついた先から立ち上がる「副流煙」の2種類があります。副流煙は燃焼温度が低いため、有害物質の多くが分解されず、フィルターも通していないため、非常に危険です。
     「換気扇を回せば・・・」と考えがちですが、換気扇を利用しても、すべての空気が換気されるわけではなく、リビングなどへ拡散してしまいます。また、ベランダで喫煙しても、サッシの隙間から煙は屋内に入ってきてしまいます。
     
    加熱式たばこにも要注意!
     加熱式たばこは、紙巻たばこに比べて煙や臭い、有害物質が少ないとされていますが、加熱式たばこにもニコチンなどが含まれており、煙は見えなくても有害物質が放出されています。
     たばこの影響を受けないためには、「喫煙をしない・させない」ことでしか防ぐ方法はありません!!
     
     
     
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