つくしっこ通信 No.104
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お母さん、自分のことも大切にしていますか?
妊娠・出産は女性の心と体に大きな変化をもたらします。家事や育児に追われる毎日の中でつい忘れがちになるのが「お母さん自身のケア」です。産後3か月位からがおすすめですが、出産後2年、3年と時間がたっても必要です。
産後の身体
出産時に骨盤の関節が拡がり体を支える機能が弱くなっています。
※妊娠中~産後6か月頃までは「リラキシン」というホルモンが分泌されます。このホルモンは関節を支えている靭帯をゆるめる働きがあるため、骨盤が普段よりも不安定な状態になります。
骨盤底筋も引き伸ばされ、尿漏れや空気もれなどの原因になります。
年を重ねた際の不調の原因となる可能性もあるため、出産方法に関わらず、産後は骨盤を支えているインナーユニット※の働きを回復させることが重要です。そのためには、まず妊娠・出産で硬くなった筋肉の緊張を和らげ、インナーユニットが働きやすい状態に整えることが必要です。
※インナーユニット:体の深層部にある身体を支えるための筋肉
インナーユニットを動かすための運動
【お尻のストレッチ】
仰向けに寝ころび、左ひざを立てます。右足の外くるぶしを左太ももの上に乗せ、左太ももを両手で抱えて胸の方に引き寄せ、20秒以上キープします。左右を入れ替えて同様に行います。
【腰のストレッチ】
四つ這い位になります。肩の真下に手首、腰の真下にひざがくるようにします。腕に体重がかかりすぎないように注意しながら、お尻を下に向けるイメージでゆっくりと背中を丸めます。次にお尻を上に向けるイメージでゆっくり背中を反らせます。肩や首が動きすぎないように注意します。
【腹式呼吸】
仰向けに寝ころび両膝を立てます。両手はお腹の上に置きます。鼻から息を吸ってお腹を膨らませ、口からゆっくり息を吐きながら下腹部をへこませていきます。この時、内ももや肩などに力が入らないようにします。
日々の姿勢や生活動作も大切です!
姿勢が悪いと骨盤を正しい位置で保てず、腰痛や肩こりなどの原因になります。座るときはお尻の下にタオルを差し込んで骨盤を立てたり、授乳中は背すじがまっすぐになるようクッションで高さを調節したりして、姿勢を見直してみましょう。
お子さんのお世話はもちろん大切ですが、「自分のことは後回し」になりすぎていませんか?お母さんが元気でいることも、家族全体の幸せにつながります。隙間時間のストレッチで心と体をリフレッシュしてみましょう。
熱中症について

熱中症とは、体温並みの気温のなかで、汗をかいて体の水分が少なくなることで、熱が体にこもった状態をいいます。屋外だけでなく室内でも発症します。夜も注意が必要です。しっかり予防して、暑い季節を元気に過ごしましょう。
どうして子どもは熱中症になりやすいの?
(1)子どもは大人より体温が上昇しやすい
体温を調節する機能が未熟なため、熱が体にこもりやすく、すぐに体温が上がってしまいます。また、体内の水分の割合が高いため、外の気温の影響を受けやすいです。
(2)地面の照り返す熱を受けやすい
ベビーカーや幼児の身長の高さでは、大人よりも地面に近い環境にいるため、地面から照り返す熱を受けやすくなり、大人より2~3℃気温が高くなることがあります。
(3)遊びに集中しやすく、体調不良や暑さに気づかない
子どもは遊んでいると、その楽しさに夢中になってしまい、体調に変化が起きていても気づかなかったり、自分で体調の変化を訴えられなかったりします。また、特に乳児は、自分で水分を補給したり、衣服を調節したりすることができません。周囲の大人が気にかける必要があります。
子どもの熱中症を防ぐポイント
(1)こまめに水分補給をする
子どもは新陳代謝が活発で、体から出ていく水分が多く脱水を起こしやすいです。水分を多く含む食事やこまめに水分補給を心がけましょう。
(2)暑さを避ける
暑い日や暑い時間帯は無理をせず、涼しい場所で通気性の良い衣類(綿素材がおすすめです)で過ごし、外出時は帽子などを身につけましょう。室内では、エアコンや扇風機を使用し、室温を調節しましょう。湿度が高いと熱中症のリスクも高くなるため除湿も効果的です。

(3)暑さに備えた体づくりをする
バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動で暑さに負けない体力をつけておきましょう。
(4)子どもの様子を観察する
毎朝、決まった時間に体温測定をするなど体調を確認し、体調が悪いときは、無理せず自宅で静養しましょう。顔色や機嫌、泣き方、おしっこの回数など子どもの様子をまわりの大人が気にかけましょう。
「暑さ指数」や「熱中症警戒アラート」を確認し、予定を調節しましょう。
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