つくしっこ通信 No.107
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口唇閉鎖不全症(こうしんへいさふぜんしょう)について
お口ぽかん(口唇閉鎖不全症)ってなに?

「お口ぽかん」という言葉をご存知ですか?
最近、口をぽかんと開けている子どもをよく見かけます。日本全国の3歳から12歳までの子どもたちの約3割が「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」になっているという調査結果が出ています。
口唇閉鎖不全症(こうしんへいさふぜんしょう)とは
口唇閉鎖不全症とは、安静時や睡眠時において、上下の唇が自然に閉じられていない状態が慢性的に続いていることを言います。見た目の特徴が明らかで、保護者の方にも気づきやすいです。
以下のような状態が見られたら、注意が必要です

・無意識のうちに口が開いている
・鼻呼吸がうまくできない、もしくは常に口呼吸をしている

・食事中に口を開けたまま噛んでいる
・発音がはっきりしない、話し方がぼんやりしている

・唇が乾燥している、口内炎ができやすい
なぜ、問題になるの?
「口が開いているだけで病気なの?」と思われるかもしれませんが、この状態が慢性化すると、歯列不正・口腔機能の発達遅延・姿勢の歪みなど、身体全体に悪影響を及ぼすことがわかってきています。
子どもの発達段階において、お口を正しく閉じて呼吸するという習慣は、顔貌の成長、顎の発育、正しい舌の位置づけ、咀しゃく・嚥下・※構音機能の形成などに大きく関わってきます。
※構音(こうおん)機能とは、肺から出た息を、のど・舌・唇・顎を使って震わせ、正確な「言葉の音」を作る機能(発音)
お口ぽかんがもたらす悪影響

・ 姿勢が悪くなる
口呼吸になるため、あごが下がり、舌を前に突き出すようになります。そのため猫背を引き起こし、姿勢が悪くなります。

・ いびきの原因に
口呼吸はいびきの原因にもなるため、熟睡できなくなります。

・むし歯や歯周病に
口の中が乾燥するので、汚れを落とす唾液の分泌量が減り、むし歯や歯周病になりやすく、口臭の原因にもなります。

・ ウイルスに感染しやすい
鼻呼吸では鼻がフィルターの役目をしてウイルスの侵入を防いでくれますが、口呼吸ではウイルスが入りやすく、風邪をひきやすくなります。
毎年6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」です
食べることは生きること
「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身につけ、健全な食生活を実践できる力を育むことです。
子どもの頃に身についた食習慣を大人になってから改めることは困難です。将来のお子さんの健康のため、この機会にあなたのご家庭の食生活を見直してみませんか?
家庭でできる食育活動

一緒に料理をする
お米を研ぐ、野菜を洗う、葉物をちぎる、調味料を混ぜるなど

お手伝いをさせる
食事の用意や片付け、食材の買い出しなど

食事マナーを教える
「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶や箸の持ち方、食事の姿勢など

規則正しい食事のリズムを身につける
毎日同じ時間に1日3食しっかり食べ、生活リズムを整える
ぱくぱくキッチン ~保健センターで毎月開催!〜
親子で野菜を使った簡単なおやつ作りを体験しよう!混ぜる・こねる・並べるなどの簡単な作業を通して、食べる楽しさや野菜に親しむきっかけをつくります。
誰かと一緒に食べていますか?

みんなで一緒に食卓を囲んで、共に食べることを「共食」といいます。
~共食をするとこんないいこと~
・食事マナーの習得
周囲にいる大人がお手本を見せることで「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶や茶碗の持ち方、箸の使い方、正しい姿勢が身につきます。
・偏食の改善
苦手で食べられない食材も、周囲の人が美味しそうに食べている姿を見ることで、憧れや安心感から挑戦する意欲につながります。
・食への意欲向上
食卓に並んでいる料理や食材について話すことで、食に対する関心を持つきっかけになったり、食べ物や作る人への感謝の心が育ちます。
・豊かなコミュニケーション能力
一緒に食卓を囲むことで会話が生まれ、話を聞く力や伝える力が育ちます。楽しい食事時間は子どもに安心感を与え、心の健康を支えます。
・規則正しい生活リズムの確立
家族がそろって食事をする習慣ができると、食事時間が規則正しくなります。就寝・起床時間も一定となり生活リズム全体を安定させます。
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