美濃国分寺跡歴史公園
- []
- ページ番号 9534
概要
◆公園種別 特殊公園(都市公園)
◆開園年月日(最終) 昭和19年8月31日 開園面積5.40ha

金光明四天王護国之寺(僧寺)と法華滅罪之寺(尼寺)とがあり、天下の泰平を祈って741年(天平13年)聖武天皇の勅願によって全国に建立されたものです。
その規模は僧寺に封戸五十戸、水田二十町歩、僧二十人、尼寺に水田十町歩と尼僧十人を置き、伽藍はその国々の事情によって異なりますが、大体は寺域二町四方(4ヘクタール)に南大門、中門、金堂、講堂、回廊、七重塔、鐘楼、軽蔵、僧房等のいわゆる七堂伽藍のある荘厳なもので、国府に接近して僧寺と尼寺が揃っていたといわれています。こうして造られた国分寺は地方政治における祭政一致を企図したもので、国司が政治を支配し国分寺は精神面を支配して地方政治の安定を図りました。奈良時代に造営された国分寺も律令制度の崩壊と共に平安の中期以後次第に機能を失い、鎌倉・室町時代を経て廃絶し、地名に名残をとどめている程度です。昭和43年(1968)から発掘調査を始め、伽藍全体が現在は史跡公園として整備され、全国的に誇り得る文化遺産となっています。
また、隣接する歴史民俗資料館では、美濃国分寺跡から発掘された貴重な出土品と判明した寺跡の全貌を公開し、あわせて大垣地方の考古資料・民俗資料の一部を展示しています。
主な施設・設備
●芝生広場 ●池 ●国分寺跡
◆ベンチ ◆水飲み場
アクセス
●所 在 地
大垣市青野町字八反田1240
●アクセス
JR大垣駅南口(1)のりばから名阪近鉄バス「消防赤坂分署」下車、徒歩約40分
●駐 車 場 あり(無料)
開館・開園時間、お問い合わせ先
●有料施設 歴史民俗資料館(0584-91-5447)
●開館時間 有料施設 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
※休館や開館時間等は変更になることがありますので、各施設へお問合わせください。
※駐車場は、時間で施錠されます。ご注意ください。
●そ の 他 終日オープン、無料
※団体利用や一般利用者を規制する等の場合は許可が必要
※使用料が発生する場合があります。
●問合わせ 歴史民俗資料館 → その他は 大垣市公園みどり課
見どころ

公園の外周約800メートルの生垣を中心に、約31品種5,500本のサザンカが植えられています。寒い時季に、赤い花を咲かせ雪景色のなかでもよく目だっています。現在は白や桃色など多種多様なサザンカが楽しめます。