大垣市消費者見守り会議・第1回会議を開催しました!
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大垣市では、近年多発する高齢者等の消費者被害を防ぐため、特に高齢者に関わる団体、事業者、行政で組織した協議会を設置し、平成29年12月21日に第1回会議を開催しました。
大垣市消費者見守り会議のメンバー
分野 | 構成団体 |
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地域・高齢者・消費者・福祉 | 大垣市連合自治会連絡協議会、かがやきクラブ大垣、大垣市くらしのセミナー、大垣市社会福祉協議会、大垣市民生・児童委員協議会 |
事業者 | 大垣市介護サービス事業者連絡会、大垣銀行協会、大垣郵便局 |
行政 | 大垣警察署生活安全課、大垣市地域包括支援センター、大垣市生活安全課、大垣市消費生活相談室、大垣市まちづくり推進課(事務局) |
第1回会議の様子
はじめに、大垣市消費者見守り会議の設置について説明しました。
改正消費者安全法では、高齢者等の消費者被害を防ぐため、「消費者安全の確保のための地域協議会」の設置を規定しており、特に人口5万人以上の全ての市町に協議会を設置することが政策目標として掲げられております。
これを受けて、本市においても「大垣市消費者見守り会議」を設置するものです。
次に、大垣警察署生活安全課から特殊詐欺認知状況について説明がありました。被害が一番多いのは架空請求で、最近はコンビニ収納代行サービスを使った手口が増えてきているとのことでした。また、銀行には高額預金引き出しの際の全件通報をお願いしていますが、被害者は銀行に嘘をつくよう犯人に洗脳されており、お金を取られてしまうケースが後を絶たないとのことでした。
本市消費生活相談員からは、大垣市消費生活相談室の相談状況について説明を行いました。今年度は昨年度を超えるペースで相談が寄せられており、最近は「総合消費料金にかかる最終告知のお知らせ」と書かれたはがきに関する相談が非常に多いことを情報提供しました。
また、消費生活関連情報として、消費者庁が発表している消費者トラブルや商品の注意喚起などを情報提供し共有を図りました。
続いて、各団体での取り組みや意見、感想を発表してもらいました。
かがやきクラブからは、女性部で実施している独居老人の見守り活動について報告がありました。一人暮らしの人は相談する人がいないので、訪問した際に一言でも話して詐欺などの被害に遭っていないか確認をしているとのことでした。見守り活動は、開始から既に2~3年が経過しております。
ほかの出席者からは、「各団体が様々な取り組みをしているのを今まで知りませんでした。」「担当者の生の声を聞けて情報交換できるのは良いことです。」といった声が聞かれました。
大垣市では、今後も情報を共有するなど連携を図り、市民が安心して消費生活を送ることができるよう、推進していきます。