令和元年度第1回大垣市消費者見守り会議を開催しました!
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近年多発する高齢者等の消費者被害を防ぐため、特に高齢者に関わる団体、事業者、行政で組織した「大垣市消費者見守り会議」の令和元年度第1回会議を、平成31年4月26日に開催しました。
会議の様子
事務局の平成30年度の消費生活関連の活動実績に続いて、大垣警察署生活安全課から近年の手口の解説と対策について説明がありました。
平成30年に県下で発生した詐欺事件の被害額約2億円のうち、半分以上の約1億1400万円が大垣署管内で発生しており、平成29年に続いて2年連続で県下ワースト1とのことでした。
被害に遭う人の心理として、自分は大丈夫という思い込みがあり、自分にとって都合の悪いことは無視してしまうと説明されました。
そして犯人は不安をあおったり得する気持ちをくすぐったりして人の心の隙間に入ってきて騙されてしまうとのことであり、対策としてパニックになりそうな時こそ誰かに相談することで被害をかなり防げるとのことでした。
その後、市や県の担当者から今年度の消費者見守り関連の予定について説明がありました。
県からは、高齢者向けのガイドブックを配布しており、また寸劇を用いた出前講座も行っているのでぜひ活用してくださいとのPRがありました。
質疑応答では大垣警察署がワースト1の理由はどこにありますかと聞かれ、大垣の名簿が詐欺グループに出回っているのではないか、また大垣の人は相手を信用しやすい人が多いからではないかとの回答がありました。
本市では、今後も各団体と情報共有を図りながら、消費者被害の防止に努めてまいります。