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    受動喫煙対策について

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    • ページ番号  58614

    「受動喫煙」の害をご存知ですか?

     喫煙は、ほとんどのがんや心疾患、脳卒中、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、歯周病などの危険性を高めることが認められています。また、たばこを吸う人だけでなく、他人のたばこの煙を吸わされる「受動喫煙」でも様々な疾患になる危険性が高まることが明らかになりました。

    喫煙と疾患等との因果関係が「確実」または「可能性あり」と判定されたもの
     喫煙者本人への影響受動喫煙による健康影響
    確実
    • がん(肺、咽頭、喉頭、鼻腔、副鼻腔、食道、胃、肝臓、膵臓、膀胱、子宮頸部)
    • 循環器(心筋梗塞、狭心症、脳卒中、腹部大動脈瘤)
    • 呼吸器(COPD、結核(死亡))
    • 歯周病
    • 2型糖尿病
    • ニコチン依存症
    • がん(肺)
    • 循環器(心筋梗塞、狭心症、脳卒中)
    <小児の受動喫煙>
    • 喘息の既往
    • 乳幼児突然死症候群
    <妊婦の受動喫煙>
    • 乳幼児突然死症候群
    可能性あり
    • がん(大腸、腎盂尿管・腎細胞、乳、前立腺(死亡))
    • 循環器(胸部大動脈瘤)
    • 呼吸器(気管支喘息、結核(発症・再発))
    • 虫歯
    • 閉経後女性の骨密度低下
    • 大腿骨近位部骨折
    • 関節リウマチ
    • 認知症
    • がん(鼻腔、副鼻腔、乳)
    • 呼吸器(咳・鼻水など急性呼吸器症状、呼吸機能低下、喘息)
    <小児の受動喫煙>
    • 喘息発症、重症化
    • 呼吸機能低下
    • 中耳疾患
    • 虫歯
    <妊婦の受動喫煙>
    • 低出生体重・胎児の発育遅延

    たばこの害をなくしましょう

     たばこによる健康影響をなくすためには、たばこを吸う人は禁煙すること、たばこを吸わない人は他人のたばこを避けることが目標です。
     たばこを吸う人は、ぜひ禁煙に取り組みましょう。

    受動喫煙防止にご理解とご協力を

     健康増進法では、「喫煙をする者は、喫煙をする際は、望まない受動喫煙を生じさせることがないよう周囲の状況に配慮しなければならない。」となっており、特に健康影響が大きい子ども、妊婦、患者の方々に配慮が必要です。

     たばこによる健康への影響は、喫煙者本人にとどまらず、たばこの煙を吸い込んだ周囲の人にもおよびます。駅の周辺や多くの人が利用する施設周辺、学校周辺、通学路、歩道などでは、受動喫煙が生じやすくなります。

     たばこを吸う場合は受動喫煙が生じないように、次のとおり周囲への配慮をお願いします。

    • たばこを吸わない人(とくに子どもや妊婦の周り)、人が多く集まる場所、締め切った場所では喫煙しない
    • 歩きたばこはしない
    • 火のついたたばこ、吸い終わったたばこは放置しない
    • 喫煙した後すぐにたばこを吸わない人に近づかない(たばこを吸った人の呼気にもたばこの煙は含まれます)

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