矢野沙織ジャズサックスカルテットコンサート出演者プロフィール
- []
- ページ番号 68244

《矢野沙織(やの さおり・サックス)》
1986年東京出身。
9歳のときブラスバンドでアルト・サックスを始める。チャーリー・パーカーに衝撃を受けジャズに傾倒、14 歳でビリー・ホリデイの 自叙伝に感銘し、自らジャズクラブに出演交渉を行ってライブ活動をスタート。
ジャズの名門SAVOYレーベル日本人アーティスト第2弾として2003年9月、16歳でセンセーショナルなデビューを飾る。モダン・ ジャズの起源である“ビ・バップ”に真摯に取り組み、日本にとどまらずニューヨークでもライブを重ねる一方、テレビ朝日系「報道 ステーション」テーマ曲に起用され、世に新世代ジャズの到来を知らしめた。
マイルス・デイビスとの活動で知られるジミー・コブが、3rdアルバム『SAKURA STAMP』発売記念ブルーノート・ツアーで共演した 際には、「日本のキャノンボール・アダレイ」と絶賛。ニューヨーク2日間公演でも本場オーディエンスを圧倒し、初のライブ盤として 4thアルバム『Parker's Mood』を発売。
5thアルバム『Groovin' High』では、2度のグラミー・ウイナーに輝いたアレンジの神様スライドハンプトンや、ジェームズ・ムーディ など巨匠ディジー・ガレスピーのオールスターズと共演を果たす。以降、ムーディ氏との親交は厚く、カリフォルニアの自宅に招かれて の2週間にわたる個人レッスンを受けている。
2007年春、花王“ASIENCE”の新たなアジアンビューティとしてCMに登場。同CMで使用されたオリジナル曲「I & I」を収録した、20歳にして初のベストアルバムは、第22回日本ゴールドディスク大賞ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。ジャズの枠を超えて 広く注目を集めた。
同年11月、現代最高のオルガニスト、ドクター・ロニー・スミス・トリオを率いて、通算7枚目となるアルバム『Little Tiny』をリリース。 2008年12月、アレンジに斎藤ネコ氏を迎え、敬愛するビリー・ホリデイの得意としたレパートリーに取り組んだ『GLOOMY SUNDAY』を発売。
2010年1月、矢野沙織の原点とも言える、50年代のジャズ黄金期の楽曲を、ニューヨークで活躍する気鋭のミュージシャンたちを従え、ストレートアヘッドに聴かせる『BEBOP AT THE SAVOY』を発売。
2012年10月、10周年イヤーに贈る、原点に帰るファンリクエストアルバム『Answer』に、日本を代表する世界的トランペッター日野皓正氏をゲストに迎えリリースする。
2015年4月、SOIL&"PIMP"SESSIONSのメンバーである元晴(ts)とタブゾンビ(tp)、パーカッショニストの第一人者である大儀見元氏率いる日本のキューバンラテンの重鎮バンド"サルサスインゴサ"をゲストに迎え、機軸は“Bebop”にすえながらも、ファンキー・ジャズ、キューバンラテンを盛り込んだアルバム、『Bubble Bubble Bebop』をリリース。
2017年6月、SONYモバイル ”Xperia XZs”TVCMに起用される。
2022年より、自身のプロジェクト「House of jaxx」が始動。同年8月に1stアルバム「House of Jaxx」をリリース。
2023年11月、菊地成孔氏をストリングスアレンジに迎え、デビュー20周年記念アルバム「The Golden Dawn」をリリース。
〈Official HP〉 http://www.yanosaori.com(別ウインドウで開く)
〈Official Facebook Page〉 https://www.facebook.com/yanosaori.fanpage(別ウインドウで開く)
〈X〉 https://twitter.com/yanosaori_jazz(別ウインドウで開く)
〈Instagram〉 https://www.instagram.com/yanosaori_jazz/(別ウインドウで開く)

《平手裕紀(ひらて ゆうき・ピアノ)》
ピアニスト、キーボーディスト、トランペッター、作編曲家。
1994年愛知県生まれ。幼少よりピアノに慣れ親しみ、9才からトランペットを始める。
名古屋音楽大学ジャズ科ピアノ専攻を首席で卒業。
2018年シアトルにてJay Thomas氏とのアルバム「The Promise」をリリース。
2019年シアトルで行われたEarshot Jazz Festivalに出演、2024年「バーチャルアーティスト」長瀬有花氏のワンマンライブ「放電」に出演するなど、ジャンルを問わず活躍の幅を広げている。
これまでにケイコ・リー(vo)、寺井尚子(vln)、矢野沙織(as)、ユッコ・ミラー(as)、Jay Thomas(tp)、Patrick Bartley(as)等、国内外を代表するミュージシャンと共演を果たす。
作曲家として、岐阜商工会議所 長良川ブランド 「かわべの宵」テーマ曲、MIZUNOホーム セレスブランドCM曲など企業CM等で起用されている。
2024年度、岐阜県大垣市 日本昭和音楽村アンバサダー就任。
現在は関東を中心に、自身のプロジェクトやサポート等で全国的に活動している。

《若井俊也(わかい しゅんや・ベース)》
1988年生まれ。
愛知県名古屋市出身。
3歳よりヤマハ音楽教室に通いクラシックピアノ、作曲などを学ぶ。明治大学入学と同時にコントラバスをはじめ、翌年大学を中退し演奏活動を開始。
2013年に、マイルス・デイビスのバンドに在籍した唯一の日本人であるケイ赤城氏のトリオに加入しレギュラーメンバーとして数々の国内外のツアーとアメリカでのレコーディングに2枚参加。
現在、ケイ赤城トリオ、ユキアリマサトリオ、渡辺翔太トリオ、井上銘グループ、村田千紘カルテットなど様々なバンド、セッションで都内を拠点として全国で精力的に活動中。
2019年より洗足学園音楽大学非常勤講師。
2021年初リーダーアルバムを発売。

《中村海斗(なかむら かいと・ドラムス)》
NY市出身、栃木群馬育ち。6歳からドラムを学び、中学2年よりセッションホスト、ライブ活動を開始。小5より渡辺貞夫が指導するEscola Jafroに所属。小学校2年生よりヴァイオリンを始め市のジュニアオーケストラで演奏活動、小5よより高3まで吹奏楽部でトランペットを演奏。
2018年8月セイコー主催「SEIKO Summer Jazz Camp」にて特別賞(Special Recognition Award)を前田憲男氏より受賞。
同年10月に尚美ミュージックカレッジ主催の「高校生ソロプレイヤーズコンテスト2018」にて準グランプリ受賞。
2019年7月米国ボストンのバークリー音楽大学(Berklee College of Music)の5週間のサマープログラム(Aspire: Five-Week Music Performance Intensive)に授業料・寮費全額免除の奨学生(Full Scholarship Student)として参加。
2020年9月同大学に授業料全額免除の奨学生(Full Scholarship Student)として入学。
2022年12月21日、ファーストアルバム”Blaque Dawn"をBrilliant Worksより発売、2年後の2025年3月12日、セカンドアルバム"Invisible Diary"を自主レーベルより発売。
現在、東京近郊にてライブ演奏活動、作曲活動中。