振り込め詐欺急増!
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振り込め詐欺とは
オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺、還付金詐欺を総称して、『振り込め詐欺』といいます。突然、電話によるお金の要求やメールなどを送りつけ、冷静な判断ができなくなった私たちの「心のスキ」をねらって、お金を騙し取っていく犯罪です。県内でも被害が拡大しており、昨年同期に比べ、被害総額が3億円以上も多く、1件あたりの被害額が多いことも特徴です。
普段から詐欺の手口や特徴などを知っておき、怪しい電話などがあった場合には、すぐに消費生活相談室や警察などに相談しましょう。
また、自治会や老人会などの各種会合に消費生活相談員が出向き、悪質商法の手口や対処法について知っていただく、出前講座も随時実施しています。クイズや人形を使った分かりやすい講座になっていますので、お申込みをお待ちしています。
消費者ホットライン(全国共通) 0570-064-370
オレオレ詐欺
子や孫などの身内を装って電話をかけてきて、「トラブルが発生したから助けてほしい」などとお金を要求します。あらかじめ「携帯電話番号が変わった」「会社の携帯電話だから登録しておいて」など、犯行用の携帯電話番号を伝えてくることもあります。
対処のポイント
・「携帯電話番号が変わった」という連絡は要注意。「変わる前」の電話番号にかけて確認する。
・お金を要求してきたら、あやしいと思い、いったん電話を切る。
・ひとりで判断せず、必ず家族や親戚などに相談する。
・警察官などがキャッシュカードや通帳を預かることは絶対ない。
金融商品等取引名目詐欺
対処のポイント
・お金を借りるためにお金を要求されても、融資の前にお金を払わせることはありえないため、相手にしない
・低金利で高額な融資を勧誘するのはヤミ金融なので、お金を借りないこと。
・パンフレットの記載内容や募集要項をよく読み、契約内容が分からない場合は、絶対に契約しない。
・「必ずもうかる」「高値で買い取る」などのうまい話は、まず詐欺を疑う。
還付金等詐欺
対処のポイント
・ATMへは行かない。ATMの操作でお金が払い戻されることはない。
・公的機関の職員が還付金を払い戻すために、利用者にATMを操作させる電話をすることはない。
・用心のため、相手の名前と所属名などを聞いていったん電話を切り、あらためて自分で連絡先を調べ直して事実を確認する。
だまされないための心構え
・家族と頻繁に連絡を取り合いましょう。家族とは、普段から振り込め詐欺について話題にしましょう。
・オレオレ詐欺の場合は、あらかじめ家族だけが答えられる「合言葉」を決めておき、不審に感じた際の本人確認に利用しましょう。
・自宅の電話は常に留守番電話に設定しておき、着信した電話番号に心当たりがない場合は、電話に出ないのも一案です。
・万一、契約後や、お金の振り込み後に、詐欺の不安を感じたときは、すぐに消費生活相談室に相談しましょう。